悪魔にプレゼント

「○○って馬鹿なのかと思う」
娘がまた友達に腹を立てている。

放課後、別の女の子に誕生日プレゼントを渡したいから付いてきてと頼まれたとのこと。
しかし、その子は友人をハブしたり、さんざん意地悪をしてきた相手。
何故に? これまでどんな目に合わされたか忘れたわけじゃないだろうに。
「え〜、だってあの子、優しいもん。だからプレゼントあげたいの」
だそうだ。
信じられない。理解不能。
「私、アンタのそういうところが嫌い!」
そう言い捨てて帰ってきたとか。

友人は結局、他の人についてきてもらって渡したようだが。

友人からするとなぜ娘が怒るのかわからないらしい。
「わざと集団で無視したり、悪口言われたでしょ」と言っても、
「でもぉ、いつもじゃないし・・・、優しくしてくれるときもあるから・・・」と庇っている。
虐められて泣きついてきたことなんか忘れてしまったのだろうか。

大人でも子どもでも、たまにこういう人がいる。

自分を大事にしてくれる人よりも、酷い目に合わせる人に頑張って好かれたいタイプ。
冷淡で残虐な人が気まぐれに見せる優しさをたまらなく嬉しく感じて
求め追いすがるようなことをする。

心配したり守ろうとする人にとってそれがどんなに辛いか気付きもしないで。

仕方がない。
本人が求めているんだから。
良かれと思う気持ちが通じないこともある。
好きにするさね。

不幸な目にあって泣いてばかりいるかのような人の方が、実際は傷つきもせず強いよね。

エセ科学の道徳教育

ある面白い化学実験の話を聞いた。
それは、人の吐く息には感情によってそれぞれ色がついているというもの。
色については諸説あるけれど、だいたいは平静時は無色透明、
怒っている時は暗褐色、悲しい時は青、悲しい時は灰色らしい。
もちろん気体に色が付いて吐き出されるわけではなく、
これは液体窒素で急速に冷却して粉状に沈殿した固体の色。
俗に言われるオーラの色と符合する所がもうなんというか既にモニョモニョしてくるのだが、
今はそこは置いておいて問題はその次。
怒っている時の息の粉を注射器に入れてマウスに注射したところ、
瞬時にしてマウスは気が狂ったようになって死んでしまったとか。
いや、それはそうだろう。常温では気体になるのだから。
嬉しい時の息でもなんでも同じでしょ。危ない実験だよ。
と思ったら、よく読んだら水に溶かしてということだった。
アハハハハ・・・、相変わらずそそっかしいな、私は。
しかし、一度芽生えた疑念はそうそう晴れるものではない。
怒りの息が毒ならば、喜びの息はどうなのかも知りたいものだと更に食いついてみた。
逆に楽しくなって免疫力アップの薬になるのか?
そもそも、種類に関わらず息の成分自体に毒素が混じっている可能性はないのか?
悲しみの息は? 病気の人の息は? 悪を心地よく感じる異常者の息だったら?
調べてみるのだけれど、「怒り=毒」はいくらでも出てくるわりに、
その他の実験結果の例はまったくないのだった。
怒りの息を1時間分集めると毒性は80人以上の殺傷力とか、
息の入ったビニール袋で虫が死ぬとかってのは、本当に本当?
これらの話の元ネタは、どうも笠巻勝利著「眼からウロコが落ちる本」の中の
ハーバード大学のエルマ・ゲイツ博士の実験らしいのだが、
ネット上ではいくら調べても、本の伝聞情報が使いまわされているだけで、
科学的実証データは見つからない上に、国内で同様の実験をした報告すらない。
誰も見た事がないのに息に色が付いていたとどうして信じられるのだろう。
写真すらないのに?
毒素があるというなら、その成分は?
他人を何人も殺せるほどの毒を発している人が即死でないのはなんで?
疑問にも思わずに事実として扱っているけれど、いいのかなぁ。
この辺の受け入れられ方は、「ありがとうの水」の扱いと全く同じようだと思ったら、
「水からの伝言」と同様に実際に学校で道徳教育に取り入れられてもいるらしい。
そこに逆に危機感が募るのは考えすぎだろうか。
もちろん、怒っているよりは笑っている方が自身も周囲も気持ちが良いから、
ひいてはストレスを軽減する分健康に良いだろうし、汚い言葉が精神性を損なうのも確かだが、
「毒が出るから」いけないと単なる脅しにしてしまうのは、どうも危険な気がしてならない。
人は、「これは毒だから」「これは身体にいいものだから」を結構、簡単に信じてしまう。
権威ありそうな人のお墨付きで効能が謳われたサプリメントやパワーグッズはゴロゴロ。
「いいはずだから」と信じればもちろんプラセボ効果はあるだろうが、
ないものをあるとするのはただの、オカルト商法だ。
浅瀬にはまる人は、間違いなく深みにはまる予備軍ということ。
そのへんの自覚はなさそうだ。
と、あえてありとあらゆるものに騙されてきた私が言うのもなんだけど。(笑)

何が毒で、何が薬かは自分の身体が一番良く知っている。
誰でもすぐできる簡単な実験で試せるのだが、そんなことを言うと
エセ科学に騙されやすい人ほど、「怪しい」「嘘だ」と疑ってかかる傾向が見られる不思議。
そんなに自分の身体が信じられないのかな?
会ったこともない権威ある有名人ほどにも。

大海を知らず

先月、次男の誕生日ケーキを買いに長男を連れて行った。
そこは小さな店舗ながらケーキが美味しいので評判で、
更に店の雰囲気がいいのが気に入っている。
狭いながらもきれいに手入れされたイングリッシュガーデン風の庭、
店内はいつもピカピカでお洒落なモビールやカントリー調の小物が季節感を彩り、
店員はかわいいエプロンドレス着用、
高い帽子をかぶったパティシエがケーキを作るところが見られる大きな窓。
といったふうに絵本に出てくるような素敵な店なのだが、
なによりも人を気持ちよくさせてくれるのが、上品で親切丁寧細やかな接客態度。
よほど社員教育がしっかりしているのだろう。

娘達とよく買いにくるこの店に長男とは初めて。
すると彼のなんと感心する事か。
「おお〜、すごい。喋り方も会計の仕方も丁寧で、見送りまでしてくれて、
 きれいなお辞儀だし、さすが“プロ”って感じ!
 この店、いいね。俺気に入った。俺、あんな風になりたい。
 あそこで働くにはどうしたらいいんだろ。はぁ〜、かっこえーわー。」
やたらハイになって、帰りの車の中で騒ぐ騒ぐ。

母としてちょっと胸が痛むところではある。
確かにいい店ではあるが、
接客業としては当たり前の事を当たり前にしているにすぎないのにと。
すまんね。あまりちゃんとした店に連れて行った事なかったから・・・。
世の中には、接客ひとつ取ってみても上には上がいて、いわゆる一流といわれる店には、
一般人の想像も付かないような気配りをしてのけるプロ中のプロがごまんといるのに、
これまでそういった人達が存在するという事すら知らずにきた。
ただそれも、バイトとはいえスーパーで接客をしているからこその気付きなのだろう。
少しずつでも世界は広がりつつあるのか、な?

嬉しかったのは、気持ちよいサービスに対して、
それを受ける人がカッコイイではなく、そう出来る方をカッコイイと感じたという所。
ならば是非とも、カッコイイ男になってくれ。

ただ、そのケーキ屋で働きたいという夢は、
求人情報に載っていた給料を見て急激にしぼんだらしい。
「ええーっ、あんなにカッコイイのに給料安っ!」ってね、アンタ・・・。
だから世の中そんなに甘くはないんだってば。

マイケル・・・

マイケル・ジャクソンが死んだ。
なんだか信じられない。
これからまたヒットが出るといいなと思っていたのに。
酸素カプセルに入っているとか、
あれだけ身体を動かす人なのに菜食主義が健康の秘訣とか聞いたこともあったけど、
まさかオーバードーズで死んじゃうなんて・・・

私がマイケルを始めて知ったのは、映画「BEN」のエンディング曲。
まだ小学生だったのだけど、衝撃的に一耳惚れ。
今みたいにネットで誰の何という曲か調べる事もできなかったので、
テレビの洋画劇場で放映した時にラジカセで録音して、
主人公の台詞がかぶってるのもかまわず何度も何度も聞いたりしていた。
↓この曲ね。

「スリラー」がヒットした頃は、丁度私が20代前半でオフィス街でOLなんぞをしていた時期。
金曜日の会社帰りに友人達と寄ったその頃流行のカフェバーには、
壁一面にモニターを繋ぎ合わせて大画面が出るようになっており、
そこにかの有名なプロモーションビデオが流れていた。
もちろんすぐにCDを買って、朝から晩まで浸りきったのは言うまでもない。
そのマイケルが、BENのテーマの声と知ったのはもう少し後のことだったが。

整形なんてしなくても良かった。
元の顔が一番私は好きだった。たぶん多くの人も。
世界中が愛して憧れて求めていても足りない何かがあったのかな。
マイケルはマイケルであってくれさえすれば完璧で充分だったのに。
1つの時代が終わった感。
悲しく。。。

we are the world, we are the children......

女三界に家なし

ある女性から相談。

旦那から有り金全部よこせと言われた。
毎月、ギリギリの生活費だけもらった中から爪に火を灯すように切り詰めて
何十年もかかっていざという時のために貯めたお金。
それなのに渡さなきゃいけないもの?
と。

法律的には生活費の中から貯めたへそくりは夫婦の共有財産になるので
半分の権利は旦那さんにあるわけだが、彼女の家庭の場合、
奥さんが家業を無給で手伝ってきていたという事情もある。
そして更に、旦那さんが極端な昔風の男尊女卑でモラハラ・パワハラ気質。
ここは、何があってもいいように最低のお金は持っておきたいところ。
それで、ちょこっとアドバイスはしたのだけれど、
弁護士を頼んでこれまでの給料の不払い分も請求して離婚という手は、
お気にめさなかったようだ。
「いつ離婚されるかわからない」「放り出されたら行くあてもない」と
ビクビクオドオドして暮らし続けるぐらいなら、こちらから捨ててやればいいものを。

結局、今が居心地が良くて、このまま変わりたくないのだろう。
このまま責められ続けるのも、あり金差し出して
無駄な事をした後悔と先の不安に悶々とするのも変わりはない。
どちらもどっち。それが彼女の選ぶ生き方。

「女三界に家なし」とはよく言ったもので、誰かにすがり従うしか生きる術を持たない人は、
一生、世界のどこにも安住の地を見つけることはできない。
もしもの時に備えているようなふりをしながら、
その実、ただ恐れているだけで機を掴もうとはしない。
相手次第、運次第に翻弄される被害者の人生を自ら望んでいる。
落ち着かないのも当然だ。

従うと決めたなら、旦那さんを心から信じて毎日の生活を充実させてもよかったのに。
たまにプレゼントをしたりして心弾ませても楽しかったのに。
隠さず、老後貯金として一緒に貯めてれば目標を共有できたのに。

どうしても信用できず一人で生きていく方がマシと思うなら、
いつまでに、いくら貯まったら、どんな状態になったら、と期限を決めて、
最終的にはどんな身の振り方をするかを考えておくべきだった。

もし追い出されたらお金がないと困る。
いう事をきかないと機嫌を損ねて辛い。
居てもいいのかいけないのか。
どこに行こう、どこにも行けない。
針の筵の堂々巡り。
やれやれ、もう好きにしてればいいよ。。。


そんな家、そんな男、どうしてもしがみつかなきゃならないものなのかな?
似たような話はそこここにゴロゴロしてて、聞くたびに私はいつも不思議に思う。
女には、家なんか必要ないのに。
男は家(肩書き、所属等)を背負ってなければ立てない所があるけれど、
女は違う。
女が“家”そのものだから。
自分の居る場所が即ち“住まい”であり、家庭となる。
宿など、ただの入れ物。
デーンと構えていればいいだけだ。
自分の家から自分を追い出すことは誰にもできないでしょう?

「女三界に家なし」の本当の意味は、「女、三界に家要らず」だったのではないだろうか。
覚悟ができてた昔の女は、どこでどんな境遇にあっても、
今の女より格段に強かったような気がする。
もちろん男など、比較対象にすらならないぐらい。

虐めっ子は鏡を見ないのか?

雨が降るので長女を中学校まで迎えに行った。
指定されていた時間に家を出ようと車に乗り込んだ所で、班長会議が長引いているのでまだ遅くなると電話があったと息子が言いに来た。
しばらくして「来て」とかかったので行く。
クラスでは、班替えの際はまず皆で班長を推薦し、班長が話し合って班員を決めていくというやり方を取っており、各班に偏りがないように振り分けるという事をするらしい。
なんというか、ちょっと手助けが必要そうな子とかをフォローできる体制を組む等。
今時分はいろいろ配慮しなければならないことが多くて、先生も大変そうだ。

帰りの車の中、娘が何か憤っている。
聞くと、学校である子が虐めを受けて怖くて教室に入れないという事件があったとのこと。
(まあ、その子はもともと虐めグループの一員なので、ルーレットの順番が回ってきても自業自得なのだが。)
それで、緊急にクラスで虐めについての話し合いが持たれる事となり、先生が「虐めについてどう思うか」「虐めとは具体的にどんな行為をいうのか」との質問をされた。
すると、普段嬉々として虐めをしている人達が、よくもまあ、どの口がそんな言葉を言えるのかというような答えを平気で返すこと。
「はい、虐めは絶対にやってはいけないことだと思います」とN。(←前、女王だった奴)
「虐めとは、一人の人に対して影でコソコソと悪口を言ったりすることだと思います」とF。
「虐めとは、集団で一人の人を責めて辛い思いをさせることだと思います」とT。
わかってんじゃん!
でも、自分達のやってることは違うって?
いけしゃあしゃあと「私は善人でござい」かよ!と聞いてるだけでワナワナしてくるような話じゃないか。
誰が誰に何をした何を言ったというのは、逐次娘が担任に報告しているので、全部把握してくれてはいるようだが、それにしてもこの恥知らずの厚顔には担任の先生も頭を抱えておられることだろう。

「あ〜あ、学校行きたくない・・・・」
このところ、毎日のように口にする。
そりゃそうだろうなと思う。人の汚さをこんなに見せ付けられてはね。
休憩時間にちょっとした愚痴をこぼせた小学校の保健室の先生に会いたい、懐かしいと悲しい顔。
学校にはカウンセリングルームや心の相談室等あるけれど、こんな話は気軽にそこに持ち込めないから。
頑張って欲しい。
手が要る時は、お母さん、すっ飛んで行ってあげるから。

虐めグループの親達に全部ぶちまけられればいいんだけど。
陰口、陰険な嫌がらせは証拠が残らないから難しい。
真っ直ぐに人を見ないから、目つきがどんどん悪くなって醜さが顔に表れてきてるってのに。
気付いてやれよ。
そして、自分が何をやっているのか、どんな姿をしているか鏡を見せてやってくれ。

脳のめぐりと感情の話

今日のサンデープロジェクトに脳科学者の茂木健一郎氏が初出演していて、
面白い事を言われていた。
  脳は使わないと劣化する。
  それは筋肉と同じ。
  脳を活性化するには、感情的であることがいい。
  好き嫌いをはっきりさせるのは最も好ましい。
といった内容の事。

笑うときには大声で腹から笑う。
怒るときには烈火のごとく、頭から湯気を立てるぐらいに怒り狂う。
泣くときには、見も世もないぐらい顔をぐしゃぐしゃにして号泣。
それが心と身体を健やかに保つ秘訣であるとは私も知っていたが、
どうも、「好き嫌い」に関しては、なるべくあっちゃいけないものと思ってきた所がある。
「好き」な物や人といる時には幸せだが、
「嫌い」な物や人とどうしても接しなければならない時にはとても苦痛なもの。
「好き」が出きると、その反対の「嫌い」も同時に作ってしまう。
それならば、最初から好き嫌いをしなければ心は平穏に保てて良いのではと考えて。
仏教ではそんなふうに教えていることでもあるし。

なので、自分の中に好き嫌いの感情が沸き起こる度に、「いけないなぁ」と思い、
子ども達にも、なるべく人を好き嫌いで判断しないようにと言ってもきたのだけれど、
変に不自然な事をしてきたのかもしれない。
好き嫌いが起きてくる気持ちを責める方が先に立つと、
素直な感情を否定し、なぜそう感じたのかを自分の中で問うことすらできなくなる。
もちろん考えすぎても、脳は理由をこじつけて作り出すものではあるのだが、
それは感情を抑え付けても同じこと。
先に罪悪感がある分、余計に嘘を固めなくてはならなかっただろう。

まあ、「そんなにゴチャゴチャ考えんと、普通に感じとったらええんや」、と、
どこかから誰かの声が聞こえてきそうな話ではあるが。(笑)


茂木さんはまた番組の中で、記憶力を維持するためにはブログを書くことも薦められていた。
忙しすぎる人は、過ぎた出来事を思い出すことが少ないので記憶力が低下しがちだが、
何があったかを振り返って思い出す習慣があると強化されていくとのこと。
特に文字にすることで考えをまとめ整理するのがいいらしい。
逆に暇すぎて過去の要らん事まで溜め込むのも、
新しい体験の記憶が入る場をなくすのでマズいだろうとは思うが。(こっちは経験上:汗)

喜怒哀楽を存分に感じ表現する豊かな日常を過ごし、
それを整理しては自分の血肉に取り入れ、また新たな出会い、発見、体験に活かす。
それは、脳の活性化のためというより、人間冥利に尽きるようないい生き方になる。

サラサラ、サラサラと血液も記憶も滞りなく循環させて、常にフレッシュでいたいものだ。

虐めのワ

わざとずっこけて関心をかう痛いドジッ子ちゃんは、最近はやらなくなったらしい。
目の前でコケる度に娘が、
「私、そういうの大っ嫌いだから、やめてくれる!?」と言い続けていたら。
納まったということは、やはりワザとだったのか。
あれからも学校で遊んだり、時々電話もかかってくるしで仲良くやっているようだが、
彼女の事で、今、娘は悩んでいることがある。

今日は中学校で1年生のPTCAがある。
PTCAとは、保護者・教師・生徒の交流する場。
今回はソフトバレーボールで遊ぶことになっている。
昨日、生徒の服装は体操服でと聞いて、娘が
「良かった。私服じゃなくて。それなら○○さん(ドジッ子ちゃん)が
 虐められなくて済む」と言っていた。
「どういう意味?」と聞くと、
彼女は最近、同じ班の人達から毎日ひどい虐められ方をしているので、
私服だとまた「ダサ〜」「キモイよね、アイツ」と言われてしまうだろうからとのことだった。
虐めといっても、肉体的に危害を加える暴力ではもちろんない。
しかし、話を聞くと、言葉によるものであっても、精神的な辛さは
相当なものなのではないかと思われるような陰険なイビリ方をされているよう。
どこで何をしてても、例えそれが授業中であっても、
集まっては指をさして「キモ〜イ」「キショー」「なにあれ〜」とかクスクスやられる。
時間がなくて係りの仕事が遅れたりすると、気色ばんで全員で暴言で責め立てる。
「は?時間がなかった?あるけぇ、普通に」
「お前がトロいんじゃ!」「ホンマ、役に立たんのじゃけぇ!」「死ねや、ブス!」
その割には、他の人が同じような状況で困っていると、
「いいよ、いいよ、これは仕方がないよ」「今からでもぜんぜん大丈夫」
「気にしないで」「あ、俺それ、調べてきてやったよ」と、超協力体制。
何、その差?
とにかく、何につけても彼女を虐めるネタに使われる。
彼女さえ虐めていれば、班内は仲良く平和で楽しくやっていられる。
同じ目標に向かうことは人の結束を強める効果があるが、
虐めにもそれは当てはまるようだ。
そして、マズイのはその楽しさが伝染しやすいということ。
自分の気持ちに起こる不都合を誰かのせいにするのは楽で気持ちがいいからか。
眺めているだけだった人も一旦加わったら味をしめる。
そうして広がる虐めの輪の怖さ。

「絶対にあんな仲間に入りたくない」娘は言う。
何をやっているのか見えていれば、巻き込まれることはないだろうと思う。
やっている人達は、自分の姿が見えていないのだから。

さあ、今日は虐めの輪を作る子らのちゃちな仲間ゴッコでも、じっくり観察してみようか。
どこにでも、「死にぞこないの青」は作られちゃうんだね。

手づくりの暮らしレシピページ

忘れっぽくて脳みそヒューヒューの自分のために、
「手づくりの暮らしレシピページ」を作成中。
まだ何もできてなくてほとんど白紙ですが、やっと1つ書けたので紹介。
「夏だけ大型クッション」
昔から手づくりしたカバーに夏布団を入れて、冬に抱き枕として使ったりしていましたが、
今回はその応用の大作。
夫の作務衣を縫おうと数年前に買っておきながら、面倒で投げてあった布地を有効利用。
ドデカクッションが3つできました。
なるべく楽に楽に、ファスナーも使っていません。

モノは人を育てられるか?

若者が、いとも簡単に人を殺すという事件が頻発している。
「誰でもよかった」 「むしゃくしゃしてたから」 「もう消すしかないと思った」
理由にもならない理由。
彼らは、自分をとりまくこの世界はすべて思い通りにできると思っている。
人は人ではなく、ヒトという名のモノ。
どう扱おうと、生き死にすら好きにしようと構わないと。
集団レイプ後も素知らぬ顔でぬくぬくと就職活動してた奴などもそう。

叱らないように、困らせないように先回りしては手を出し、
欲しがるものを与えていいなりになってきた育児の結果だ。
手伝いをしたらお小遣い、成績が上がったらゲーム機、受験に合格したら携帯電話。
それを教育というだろうか?
モノが育てたのであって、親は何もしていない。
わかりやすく言えば、モノさえあれば、親のかわりは誰がやっても同じということ。
人間関係の根本となる親がモノならば、
他人をモノと思うのもやむなしかなとそんな気もする。
そしてそんな傾向は、どうやら若者に限ったことでもなさそうなのだ。

ある大手企業の話。
全国に支社を持つその会社は、多くの販売代理店を従えていた。
しかし、この不景気。売り上げは落ち、顧客が大幅減少。
そこで打ち出した秘策は、売り上げを増やす方向ではなく、
「大切なパートナー」「ファミリーだと思っている」はずの代理店の足切り。
限界まで下げてきたマージンを更に下げ、
売れば売るほど身銭を切って損をしなければならないという条件を飲めと突きつけた。
代理店さえいなくなれば、彼らが持っていた顧客を親会社が丸ごと引き継ぎ、
労せずに増収が見込めるという算段だったのだろう。
さすがに頭のいいエリートの考える事は違う。

もちろん、パートナーどころか、狩場を荒らす敵扱いに代理店が黙っているわけがない。
足を運んで開拓した付き合いの長い客を、だれがそのまま置いて、
「はい、さようなら」と消えるだろう。
持っている物は、一つたりと取りこぼさず、ゴッソリ根こそぎ持って去った。
取引の相手は他にいくらでもあるのだから。
大手企業にとって致命的な情報もしっかり握ったまま。
策士は策に溺れ、足元の土台を自らが崩してしまったのだ。

相手が人だということを忘れて、ただの数字、ただの記号としか見えていない。
そんな人間が誰もが知る大手企業を牛耳っているのが、今の現実。
口ではいくらでも立派な事を言うのだけれど。

若者だけが、短絡的で幼稚だとは限らない。
大人も、外面だけは取り繕って見せる狡猾さに長けているだけで、
中身は殆ど変わりはしない。
子どもが子どもを育ててちゃ、そりゃあ、問題もおきることだろう。

変わるべきは、大人か、子供か。
考えるまでもない。
プロフィール

ぽあん

Author:ぽあん
40代。
4人の子持ちパートタイマー主婦。
広島在住。
のんびりとやりたい事だけして暮らしています。
座右の銘は「ケ・セラ・セラ」。

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