大阪弁をやめろ!とクレーム
ドラマ新番組「モンスターペアレント」を見た。
親バカ通り越した馬鹿親列伝。
ドラマを面白くするための誇張と笑い飛ばしたいけれど笑い事ではすまないのは、似たような話を身近でも耳にしたことがあるから。
子どもの教育上よくないから大阪弁をやめろと関西出身の教師に迫る親。
これは実際にいる。
今現在も大荒れの小学校だが、実は二年前にはもっとひどい状況があった。
その頃の5年生の学級に少しばかり多動の気がある男子児童が2人ほどおり、それがクラスメイトにちょっかいをかけるので落ち着いて勉強できる状況ではなかったと聞く。
その上に、女子を中心とした“いじめロシアンルーレット”。(過去記事参照 1 2 3)
何度か保護者が集まっての話し合いが持たれたが、校長は学校にいても絶対に参加しようとせず、保護者はカンカン。その怒りの矛先も一緒に担任に向かい、ほとんど毎回つるし上げ状態だったらしい。
保護者側も有用な手段を持っているわけでもなく煮詰まった状態の中で、話は次第に互いに知恵を絞って解決策を見つけていくという方向から逸れて、教師への個人攻撃へ向かうようになっていった。
授業中に机の上に乗って騒ぐ子をなぜ引き摺り下ろしてぶん殴らないのか。泣いて逃げる子を追い掛け回すのをなぜ首根っこをひっ捕まえて柱にでもくくりつけておかないのか。意地の悪い嫌がらせをする子になぜ気が付かないのか。なぜ徹底的に叱らないのか。なぜ問題児の親に厳しい事を言えないのか。
その怒りは確かによーくわかる。
けれど「やる気があるのか!」「教師失格だ!」「教師をやめろ!」とまでなると行き過ぎだ。
保護者間で校長をやめさせるための署名活動が始まり、それを知った校長はよりガードを固くして担任を締め付ける。
以前は毎日のように出ていた学級通信も校長の検閲が入るので書けることが少なくなり、不安がる保護者からは「もっと情報を出せ!」と突き上げられと担任は追い詰められるばかり。
前年まで明るく面白かった先生は、別人のようにドンヨリと暗い雰囲気を漂わせる無口な人になってしまった。
女は一度何かが気に食わないとなると、とことん全てが嫌になるという傾向がある。フラストレーションの塊となった保護者たちはその感情をなんとかして晴らそうと、そちらに情熱を傾けるのだ。
なんといっても集団虐めをやったりやられたりを繰り返す子ども達の親だけのことはある。
そういった中で出たのが「そもそも大阪弁が気に食わない」という発言。
「子どもにうつるのが困る」「真面目に話をしているのにふざけているように聞こえる」といった理由はたぶん後付け。
そんなことまで受けて悩まなければならないのだから教師もたまったもんじゃない。
結局問題は解決しないまま、5年生は6年生になり、今中学1年生。
中学校では教員と保護者と地域とが密に連携をとりながら対応してくれているおかげで、危ういところではあるけれど、より酷くなったという話は聞かない。
中学の校長はとても精力的な人で、小学校の現状を知ると即座に出向いて校長同士で話もしてくれたという。
しかしそれすら「誰が話を大きくして広めているのか」という言葉となって出てくるのだから残念という他ない。
「誰が」じゃない。皆知っているのに。
「学校が悪い」「校長を辞めさせろ」「担任を変えろ」と騒ぎ立てた親たちがいたという事実が今の現実をややこしくしている。
今回の騒動で保護者側が何を求めているかがなかなか通じなかった理由のひとつがそこではなかったかという気がする。
モンスターなペアレントを見たことがあると、ペアレントは全部モンスターに見えてしまうのか?
やめてよね。
親バカ通り越した馬鹿親列伝。
ドラマを面白くするための誇張と笑い飛ばしたいけれど笑い事ではすまないのは、似たような話を身近でも耳にしたことがあるから。
子どもの教育上よくないから大阪弁をやめろと関西出身の教師に迫る親。
これは実際にいる。
今現在も大荒れの小学校だが、実は二年前にはもっとひどい状況があった。
その頃の5年生の学級に少しばかり多動の気がある男子児童が2人ほどおり、それがクラスメイトにちょっかいをかけるので落ち着いて勉強できる状況ではなかったと聞く。
その上に、女子を中心とした“いじめロシアンルーレット”。(過去記事参照 1 2 3)
何度か保護者が集まっての話し合いが持たれたが、校長は学校にいても絶対に参加しようとせず、保護者はカンカン。その怒りの矛先も一緒に担任に向かい、ほとんど毎回つるし上げ状態だったらしい。
保護者側も有用な手段を持っているわけでもなく煮詰まった状態の中で、話は次第に互いに知恵を絞って解決策を見つけていくという方向から逸れて、教師への個人攻撃へ向かうようになっていった。
授業中に机の上に乗って騒ぐ子をなぜ引き摺り下ろしてぶん殴らないのか。泣いて逃げる子を追い掛け回すのをなぜ首根っこをひっ捕まえて柱にでもくくりつけておかないのか。意地の悪い嫌がらせをする子になぜ気が付かないのか。なぜ徹底的に叱らないのか。なぜ問題児の親に厳しい事を言えないのか。
その怒りは確かによーくわかる。
けれど「やる気があるのか!」「教師失格だ!」「教師をやめろ!」とまでなると行き過ぎだ。
保護者間で校長をやめさせるための署名活動が始まり、それを知った校長はよりガードを固くして担任を締め付ける。
以前は毎日のように出ていた学級通信も校長の検閲が入るので書けることが少なくなり、不安がる保護者からは「もっと情報を出せ!」と突き上げられと担任は追い詰められるばかり。
前年まで明るく面白かった先生は、別人のようにドンヨリと暗い雰囲気を漂わせる無口な人になってしまった。
女は一度何かが気に食わないとなると、とことん全てが嫌になるという傾向がある。フラストレーションの塊となった保護者たちはその感情をなんとかして晴らそうと、そちらに情熱を傾けるのだ。
なんといっても集団虐めをやったりやられたりを繰り返す子ども達の親だけのことはある。
そういった中で出たのが「そもそも大阪弁が気に食わない」という発言。
「子どもにうつるのが困る」「真面目に話をしているのにふざけているように聞こえる」といった理由はたぶん後付け。
そんなことまで受けて悩まなければならないのだから教師もたまったもんじゃない。
結局問題は解決しないまま、5年生は6年生になり、今中学1年生。
中学校では教員と保護者と地域とが密に連携をとりながら対応してくれているおかげで、危ういところではあるけれど、より酷くなったという話は聞かない。
中学の校長はとても精力的な人で、小学校の現状を知ると即座に出向いて校長同士で話もしてくれたという。
しかしそれすら「誰が話を大きくして広めているのか」という言葉となって出てくるのだから残念という他ない。
「誰が」じゃない。皆知っているのに。
「学校が悪い」「校長を辞めさせろ」「担任を変えろ」と騒ぎ立てた親たちがいたという事実が今の現実をややこしくしている。
今回の騒動で保護者側が何を求めているかがなかなか通じなかった理由のひとつがそこではなかったかという気がする。
モンスターなペアレントを見たことがあると、ペアレントは全部モンスターに見えてしまうのか?
やめてよね。

