ぽあん歩庵

ネガティブメッセージ

昔好きだった司会者が昨日のニュース番組で洞爺湖サミットに苦言を呈していた。
人それぞれ色んな見方があるだろうが、どうも最近の彼は本当の突っ込み所からズレた批判のための批判が多い。
きっとその方が視聴者のウケがいいのだろう。
スパッと気持ちよい切り口は消えて、代わりに赤ちょうちんのサラリーマン親父の代弁者的発言が増えた。
短期間でコロコロ意見が変わってたりすることが多いのは、世論の風を読む彼なりの計算なのかわからないが。

そして今日、私が目にしたこのニュースを題材のいくつかのブログ記事には、昨日の彼が口にした言葉が踊っていた。
多くの人が、まるで自分で考えた自分の言葉のように書いている同じ感想。
他者への批判のための批判。
自分はどこにもいない。
テレビの影響力は大きいものだと感じる。

各国首脳の会食のメニューを質素にし、お土産なしだと「世界で貧困にあえぐ人達」がどれだけ救われるのかわかる人いる?
遠路はるばるお越しいただいた客人に対する礼儀を怠るのは、日本人として恥ずかしくない?
成果のでない無意味な会議なら開くべきではないとすると、成果の出る会議を開かなきゃならないわけだけど、結果が決まっているものならむしろ開く必要ないんじゃないの?
と、私には疑問だらけだったが。

そういえば、以前うっかり口にして自民党に叱られた「よく笑ってられますね」も、あの時、あちこちで自分の言葉として使ってる人を見かけたっけ。

2008年07月11日 体感・心感の日々 トラックバック:0 コメント:0