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で、きみは?

糸井重里さん作詞です。



あのひとは・・・・。

男が悪い、女が悪い、親が悪い、子が悪い、学校が悪い、社会が悪い、国が悪い、
中国が悪い、韓国が悪い、アメリカが悪い、若者が悪い、団塊の世代が悪い、
政治家が悪い、公務員が悪い、マスコミが悪い・・・・。

で、きみは? 

きみは何をしているの? 何をするの?
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理屈っぽい女は

「理屈っぽい女はダメだ」とよく言われる。

女はやはり女らしくないといけないし、理屈を言う女は可愛げがない。
男と張り合うのは、女の良い面を自分で殺すようなもの。
女は素直が一番。
本当に頭の良い女は、自分の賢さを見せびらかしたりはしない。
中途半端に頭が切れて中途半端に弁が立つ女は結局、何の役にも立たない。


意外に思われるかも知れないが、私はそれはその通りだと思う。

「男に負けないぞ!」みたいな敵対心を勝手に燃やしてギスギスケンケン尖って、
感情的に何でもありの無茶な理論を展開して相手をやりこめたって、
それで理解を得られるわけでもないし、ただ敵を増やすか
苦手意識を持たれて相手にされなくなるだけ。
そうやって「だから女は・・・」と言われるようになった人を何人も見てきたし、
男性をこき下ろしても女性の地位を高めるどころか、逆効果にしかならないのは確か。
女性はやはりどんな時でも、
おおらかで、おっとりとして、しとかやで、優しく美しくなくてはいけない。

理屈っぽさは女の良さを損なう。

ただ、それを言う人にはせめて
「理屈」と「屁理屈」の違いを説明できる程度の知性はあって欲しい。

女に勝てないからってそのどこかの誰かの言葉を持ち出してくるのは、ちょっと情けない。


いい男に守られてる時、女は安心してどこまでも馬鹿に、そして幸せになれるものだよ。
心配してくれなくても。

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一人で死ぬべき男

「男は一人で生きているけれど、女は男がいないと生きてはいけない」

昔、まだ子どもだった私にこう言って聞かせた男がいた。
母と付き合っていた優しいおじさん。
優しいのだけれど、どこか嫌な感じがあった。
だから本当は近づきたくないのだが、母の機嫌を損ねたくないので一生懸命なついたふりをしていた。
無邪気さを装って。

ある日、母が何かの用事で出かけることがあった。
部屋には私とおじさん、二人きり。
何もすることがなく、緊張しながらも寛いだ演技をしながらテレビを見ていると、
おじさんがにじり寄ってきた。

「学校はもう慣れた?」
その頃は住むところを転々としていたので、新しい学校に転校したばかり。
「うん」
「友達できた?」
「うん」
「そう・・・どんな勉強が好き?」
おじさんはすぐ隣にベッタリと寄り添っている。
荒い鼻息が髪にかかるほど。
私はテレビの画面を凝視しながら、動くこともできない。

そこで唐突に言われたのが上記のセリフ。
「男は一人で生きているけれど、女は男がいないと生きていけない」
何を言っているのかわからなくて、そこではじめておじさんの顔を見ると、
おじさんはもう一度同じ言葉をくり返して、こう言った。

「お母さんも女。お母さんも男にすがらないと生きてはいけないんだよ。
 わかるね?
 おじさんが捨てたらお母さんは生きていけない。ぽあんちゃんも生きていけないよ」

おじさんは笑いながら、笑っていない。
凶暴で残忍なその表情には見覚えがあった。
この男の前に母が付き合っていた、殴る男の顔だ。母はそいつに肋骨を折られた。

おじさんは、なおも体を押し付けてくる。
シャツの中に手を入れて胸をまさぐる。スカートの中にも手を入れてくる。
私は動けない。

と、その時、玄関の開く音。
母が帰ってきた。
パッと離れたおじさんは、「おかえり」と玄関に出迎え荷物を受け取る。

「ただいま~。なにしてた?」
何も知らない母は普通に、まだ固まったままでいる私に話しかけるが、
おじさんは遮るように「何も。一緒にテレビ見てた。ね」と割って入る。

母が台所で背を向けているとき、おじさんは耳元でささやいてきた。
「さっきのことは内緒だよ。ぽあんちゃん、お母さん好きだろ。生きていけなくなるよ」
笑いながら、笑っていないその顔で。

私はその時の事を誰にも何も言えなかったが、間もなく私とは関係ないことで二人は別れた。
その後ずっと母子家庭で暮らし、母は47歳で死んだ。
だがそれは病気のためであって、男がいないせいではない。

明らかな力の差があることをたてに、「逆らうと生きていけなくなるぞ」などと脅す人間は最低のクズ野郎だ。

それが大人と子どもであっても、男と女であっても。

人としてクズ。

俺様と奴隷女の連鎖を断ち切れ

>ほとんどの女は、まず経済的に男がいなければ生きていけない

下の「男と女の幸せ勝負?」にななしさんが記したコメント。

これが幼稚な差別男たちのホンネだ。

なぜ長い間、母子家庭にだけ手当が出て、父子家庭には出なかったのか。
女性が「男にはやる必要はない」とゴネ続けていたわけではない。
男はいくらでも働いて稼げるが、女は働き口が少ないし給料も安いという社会通念があったからだ。
そしてそれは、男尊女卑が当たり前であった、かつての日本の現実。
どこが女性優遇なのか。
結局、自分たちで自分たちの仲間の首を締めてきたのではないか。

本当に女性が優遇されていて、その分男性にしわ寄せが行っているのなら、
「女はもう男に頼ってくるな。自分のことは自分でしろ」と言うべきところ。
それをなぜ「女は男がいないと生きていけない」と囲い込もうとするのか?

こういう人が結婚したら妻子に「誰に食わせてもらってると思ってるんだ!」とか言いたがる。

きょうび、そんな奴は古い漫画の中にしかいないだろうと思っていたのだが、
親戚と話をしていて、本当に言う人がいると知って驚いたことがある。
その驚きを子どもの学校でお母さん方に笑い話として話してみると、
なんとまあ、ここでも「ウチも」「ウチも」と出てきて、ウソでしょ~~~~。
だったら共稼ぎさせんなよってな話だ。

広い家にお手伝いさん数人いて、着物も宝石も買い放題なら、
三つ指ついて「あなたについて行きますわ」なんてセリフいくらでも言えるだろうが、
稼ぎもお金の管理も食事から家の維持から子どもの教育、親戚関係、近所づきあい、
全部女房に依存しておいて、「誰に食わせてもらってる」はないだろう。
賢い女性が多いから、「はいはい。あなたのお陰。いつもありがとう」とかで
適当に受け流しているけれど、先の長い人生を考えると、
わがまま坊やの増長に世話女房の堪忍袋の緒が耐えられなくなって「熟年離婚」もありえる。
成人男性をしつけ直すのはほぼ無理。
「誰がこんな男に育てたんだ!」と怒りたくもなるけれど、それがまた女なんだよね。

自分の人生を生きれてない女は、自分を押し殺して味わってきた辛さ苦しさ寂しさを
「どうしようもなかった」「私は正しかった」と肯定したいがために、
「女は男に頼るしか生きるすべはない」と繰り返し、繰り返し、子を洗脳していく。
そして立派な女の上に君臨する「俺様」と、男に支配されたがる「奴隷女」が出来上がる。

しかし、これからはもうそういう時代ではない。
今や男も女も働いて経済を支えなければならない。
職場に女性が入れば俺様の無能さはもはや隠す場所がないし、奴隷は奴隷のままでは有能さは活かせない。
共依存を脱却して自立するしか家庭も会社も社会も「生きてはいけない」のだ。

確かに無能な俺様には辛いだろう。
「女は男がいないと生きていけない」「誰に食わせてもらってると思ってるんだ!」が言えなくなるのは。
だが耐え忍んでくれ。
うまくいけばそのうち、女が稼いで男が家で三食昼寝付きの生活ができる日がくるかもしれない。
その時は、「男は女がいないと生きていけません」「女に食わせてもらっています」と胸を張って言って欲しい。

それを「いやだ!!!」と思うなら、
「女は男がいなければ生きていけない」などというくだらない寝言は二度と言うな!

男と女の幸せ勝負?

どうやら私を熱烈に愛してくれてる粘着ストーカー君が2ちゃんねるに、この5年も前の記事を貼り付けたようです。
「どうしてマスコミはいまだに女目線なんだ」
おかげでアクセス数急増。
まあ考えている事は基本的に変わりませんのでかまいませんが。

コメントを下さった溜息さんへのお返事、長くなってしまったので、こちらに書かせていただきます。

------------------------------------------------------------------------
溜息さん、コメントありがとうございます。

ただ、少し誤解があるようですね。
2ちゃんねるのスレッドのテーマと、ここで私が問題にしている点を混同されては困ります。
よく内容をお読みください。

「女は女である事を損だと考える人がまだ多くいるようですが、まったくそんなことはありません。
 女が平等を勘違いして男的な成功を幸福だとする所から社会の乱れは始っているんですよ。」
と、要約すればこんな事です。


>だったら世に蔓延る

この「だったら」が何を指して言われているのかがわかりません。
>>気付いた人は「男のせいだ、女のせいだ」と責任転嫁することなく、
>>すでに動いている。
>>自分の為すべき事を為すべき所で。

結論のこの部分でしょうか。

>離婚時、福祉、裁判時初め法律、社会制度の女様のみ優遇

>何かと女様だからと免除される社会的慣習の女様のみ優遇
>(今回のwカップ実況など好例)

>大学入試、公務員試験を初め最初から下駄を履かせる女様のみ優遇枠

>その他女性様専用、女性様優先など数え切れぬ程の女性様特権の数々


社会制度の問題点と
女性を利用することでもたらされる経済効果・企業側のイメージアップといったメリットは
別のものです。ここは分けて考えてください。

離婚時に有責の側が慰謝料を請求されるのは当然です。
収入が多い分、額も大きくなるということで男も女もありません。
また、親権・養育権にしても、子どもの養育に適した環境の場が望ましいという観点で判断されます。
母子家庭に対する手当てが出て、父子家庭にはなかった点については
5月26日に改正児童扶養手当法が成立し、受給できるようになりました。
昔は子どもは母親が育てるものだとの社会通念が強かったので、
このような不平等が続いていたものと思われますが、子どもの福祉に男親女親関係ないですからね。
他、裁判や社会制度で女尊男卑的な不平等が思いつかないのですが、何かありますか?

また、社会慣習として女性が優遇されるのは、男性が基本ジェントルマンでありたがるからでしょうね。
女性に限らず、自分より弱く小さい者を守り優しくできる人、組織、社会は健全です。
だから皆こぞって「女性のために」と言いたがるんですよ。政党も企業も。イメージ戦略として。
それを苦々しく思い、女性優遇は許せないという人が多くなれば、改まると思います。
まずは動いてみられてはいかがでしょうか。

>そういった【理不尽】な
>【女尊男卑】を全ての女性様が反対・拒否してから語って下さい。


私は現在の社会が女尊男卑とは思っていませんので、反対・拒否する理由がありません。
私が問題視しているのは、女性性、男性性が平等と言う名の下に、
差があってはならないように扱われていることです。
すべてが「個」としてオールマイティでなければならないのではなく、
家や社会で男女それぞれの特性が役割として伸びやかに活かされるのが
本当の自由であり、平等であると考えます。
その実現のために、私は女性として今、出来ることをしています。

【理不尽】な 【女尊男卑】が問題だと思われている方が、その解決のために動かれたら良いことです。

私はただの一主婦ですので、全ての女性様を代表しているわけでもありませんし動かす事などできません。
しかし、個人的にでも具体的に何をどうして欲しいという要望があるのでしたら言ってください。
それが賛同できるものであればお手伝いできるかもしれません。

「匿名掲示板に集まってはグチグチと女の悪口を言って
 ストレス発散してるような金玉の小さい男には
 どーせ何もできやしねーよ!」

とか言われないように、頑張って活動してみてくださいね。(微笑)

死に至る闇に飲まれるな!

もし人間の性質がライトサイドとダークサイドに分かれるとしたら、あなたはどちらに属すると考えるだろう。

光の側の人間? それとも闇の側の人間?

私は、常に日向を胸を張って歩いてきたわけでもなく、
どちらかといえば、暗い所でコソコソと悪い事考えていることが多かったような人間だ。
当然、闇。
そう思っていたのだが、最近どうも、光と闇の本質はそことは少し違うのではという気がしてきた。

以前から疑問に思っていたことがある。

劣悪な環境で家族の愛情にも恵まれず育った人でも、うつになる人とならない人がいるのはなぜなのか?
裏切りや思わぬ災害の苦労を味わって、卑しくなる人と人格が磨かれる人がいるのはなぜなのか?
贅沢に何不自由なく育っても、堕落していく人と自律できる人がいるのはなぜなのか?
わずかのトラブルに耐えられず自傷や依存に走る人と、
悩むだけ悩んだら次の日にはケロリと忘れる人がいるのはなぜ?

もちろん同じような状況に見えても、まったく同一の出来事が存在するわけもなく、
過去の積み重ねや周囲の状態などが異なるものを単純に比較はできないが、
環境が人を作る以前に何か素地みたいなものがあると思えてならないのだ。

そんなことをつらつら考えているところに、ふとある話題が目にとまった。

それは「『自殺=悪』とすれば、自殺は減る」という意見に対しての、
人によっての受け止め方の違いだった。
肯定する人と、否定する人がいる。
この間にある断絶は、いくら話し合っても理解しあえるような気がしない。

波紋を投げかけたのはこのつぶやき。↓
>1つ言っておくと、自殺する奴が1番最低だからね。
>自殺した人を「可愛そう」と1ミリでも思ったら、世の中おかしくなるから。
>今回もこの自殺した人は、自殺したことをもっと攻めるべき。
>自殺するやつは最低だ。と。
http://togetter.com/li/29856

私はその通りだと思う。
日本には死を美化するようなところがあり、また安易な同情を寄せたりもするので、
「自死=罪や重責からの解放・許し+潔さと勇気の証明」と勘違いする人が多い。

だから、もしも自殺者を減らそうと本気で思うのなら、自殺者の遺体を裸で野ざらしにして、
辱め、罵り、唾を吐きかけて嘲笑するぐらいのことをしてやればいいと考える。
だがそれは極論であり、遺族の心情を慮れば実際には出来るものではないのは承知の上。

ただ、現在のように、死ねば責任から解放されてだれも本人の落ち度に触れることができないような
自殺者優遇措置は、早急に改められるべき悪しき風習であることは間違いない。

「これ以上、死者を虐めるな」という意見の人は他ブログなども見たところ相当数いるようだ。
死んだ人をどうやって虐められるというのか理解に苦しむ。
すでに何も感じない考えない抜け殻の肉の塊、又は骨と灰に成り果ててしまっているというのに。

その人の魂に対してというのなら、魂を持つ人ひとりを殺す以上のひどい虐め方があるだろうか。
殺人者を断罪することが抑止力になると認めるのなら、自殺者に対しても同じこと。

しかしこれまでの同様の事件を振り返っても、
「自殺者に対しては、生前も死後もその罪を咎めてはならない」という心の禁忌はなかなかに強固である。
いったいそれは、なぜなのか。

人間には共感力がある。
自分が怪我をしたわけではないのに、怪我をした人を見ると同じ痛みを感じているかのように辛くなる。
心の状態も同じで、悩み苦しむ人の事を考えると自分も一緒に悩んで苦しくなる。
こうした思いやりの心は、人間が社会生活を営む上で必要とされる能力で、
これがあるからこそ互いに助け合い、力のない子どもや老人でも生きていけるという安心感となる。
そして、他人の身の上を我が身に置き換えるこの処し方は、人の死を悼む気持ちにも繋がる。
「もしも自分がこの人だったら」と思うと、
そこまで自分が追い詰められ死を選ぶ情景がリアルに浮かび、他人事ではない。
なのに、その人間が更に責められるのは、同化している人間にとっては辛すぎる。という所か。

こう推察すると、「自殺者=悪」が賛否両論に分かれるのは、
そう感じる人間と、そうは感じない人間がいるということになる。

自殺者を悪とする人間は、思いやりの心や共感力に欠いた非人道的な人なのであろうか?

私がそちら側だからという事でではないが、決してそうではないと思う。

なぜなら、年間3万人以上も自殺者のいるこの社会を憂いており、
どうにか自殺を減らしたいという思いに基づいているからだ。
誰にも死んで欲しくはない。
生きていさえすれば、苦しみを乗り越える手段も見つかる。幸せになる可能性もある。
家族も苦しめずに済む。
大切な配偶者や親や子に後々までの胸をかきむしるような後悔を残さない。
そのための手段の一つとして、
自殺者を絶対に肯定せず、徹底的に断罪しそれを見せしめとするという案を示している。
手を拱いて年間3万人の自殺者を嘆いているだけより、よほど役立つ。

対して、「自殺者を虐めるな」と言う人はどうだろう。
何か手段を講じているのだろうか。
自殺者を減らすために。あるいは、死んだ人のためになるような事でも。
ただ、可哀相だと同情しているだけではないか。
涙を流して「私は弱き者の気持ちを理解できる心優しいいい人です」のアピールなど、
屁のツッパリにもなりはしない。


さてここで、文頭のライトサイドとダークサイドの話に戻る。

ある問題に対して、合理的に解決手段を示すことのできる人間と、
心情に振り回されて泣くだけの人間と、どちらが光で、どちらが闇であろうか。

自分自身の身の振り方であったり悩み苦しみであれば、それはもちろん、
最善とわかっている方法でもすぐに決断できなかったり、感情が過ぎ去り頭が整理されるまで
身動き取れないこともある。それはわかる。人間は誰しもそんな弱さを持っている。
それでもいつかは抜けださなければならない。
留まり続けて良いことなど何もないからだ。むしろ長引けばグズグズ腐って悪くする。

だが、これを許す人間がいるから厄介だ。
気持ちをわかると言い、そのままでいい、弱いままでいい、頑張るなとその場所に足止めする。
本人の責任ではなく、周囲のせいにすれば自尊心が保たれる。
暗い穴に落ちたのはやむを得なかったのだと。
這い上がれなくても仕方ないのだと。
そして寄り添って一緒に泣いてくれる。
同類と共に「痛い痛い、暗い暗い」とただ泣き続けていることの、なんと居心地の良いことよ。

穴の外にいる人間にはわからない。
外はサンサンと陽が降り注ぎ、爽やかな風が吹き抜けて木の実も食べ放題なのに、
穴の底で泣いている人間の気が知れない。
「ロープ投げようか?」と何度も聞いてるのに自分の泣き声で聞こえてないようだし。と。

「自殺者=悪」に対して、「自殺者を虐めるな!」と怒ったり悲しんだりする人は、
押し並べて不幸な人に同調・同情しがちな人間である。
それは自分自身の今の不幸へのいい訳であったり、
さらに事態が悪くなっても辛くないようにと先に保険をかけておくようなもの。
そして最期の砦、自殺という甘美な逃げ道は残して置きたい人でもある。
最高の不幸自慢ワンマンショーの舞台を汚さないようにして、その日に備えでもしているのか。

死は終り。
続きなどありはしない。

重ねて言う。
辛い思いをして死んだ後まで責められるのは可哀想と思うのは、生きている人間だ。
その可哀想な目にあいたいのか、あいたくないのか。
嫌なら、自殺しなければいい。

死んだ後までチヤホヤされたいなんて甘ったれた奴の心の痛みまで面倒見きれるか!

光に近づきたければ光に、闇に堕ちたければ闇に。
人間には、自分で選ぶ自由がある。

テーマ : モノの見方、考え方。
ジャンル : 心と身体

リア充の憂鬱

「クソッ、リア充め。シネッ!」
中学生の娘が忌々しそうに兄に言う。
「こらっ、人にシネとか言わないの」と言いながらも、私もその気持ちはわからないでもない。
だって、次男は最近、あまりにもハイテンションになり過ぎているから。
好きな娘が出来たんだって!

先週の土曜日は、奴の高校の文化祭だった。
その前日の夕方、クラブでの準備を終えた奴を迎えに行くと、
小雨が降るので乗せたいと連れてきたのが彼女。
小・中・高と一緒で妹は娘と同級というぐらい近いのだが、今まで注意して見たことがなかった。
車の中での会話を、私も娘も耳をダンボにして聞く。
運転しながら私はニヤニヤが止まらなかった。

へえ~、学校では無口とか聞いてたけど、彼女にはそういう態度なんだ~。
ほうほう、からかって遊ぶわけね~。
わ、さりげなく男っぽさを強調かよ、まいったね~こりゃあ。
で、友達と集まるときに「お前も来いよ」か~。
ん?ん?ん?「お、ちょっとヤバいこと口にしそうになった」って、何さ。
かーーーっ、聞いてるこっちが赤面しちゃうよ、まったくぅ。
そんな感じで。

ずっと硬派っぽくて、軽々しく女子の話など振ろうものなら、
「俺の前でそういう話はするな!」と怒るようなところがあったのだが、
今は兄妹の前でもウキウキ、ペラペラなものだから、
「やっとオマエとも恋バナができるようになった」と長男は嬉しそう。
食事時でも喋りたくてしょうがないが、「後でこの二人がいなくなったら」と私と夫を指差す。
そうだよね。こんな時、親は邪魔だよね。

ところが、昨日はちょっと様子が変だった。
口数が少なくて、時々ため息をついたりして。
???

その理由は今朝知った。
長男を学校に送っていく途中で。
「あいつ、落ち込んでただろ。調子乗りすぎて彼女に引かれたらしい」

あ~、やっちまったな~。
どうも、子猫を可愛がって遊ぶのと同じ調子でチョッカイを出しすぎたと思われる。
学校では、他の男の子たちのようにはしゃぐこともなく、いつもクールらしいのに、
彼女にだけ極端にデレデレになるから、あまりにイメージが違ったのも一因かもしれない。

いいね、いいね。リア充の季節。
こうやって恋愛スキルを磨いて行くんだよ。ガンバレ~。

因果はめぐるよどこまでも

その苛立はドコから来るのか。

わからないものをわからないなりに形にしようと、いろんなことをする。

本を読んだり、有名な人の話を聞きに行ったり、セミナーを受けたり。

そして、支払ったお代の分だけ何かを得ないとをしたような気になるものだから、

「そうか!」「わかったぞ!」「なるほど!」
「あれがなにしてこうなったわけだから、なにをどうしてこれこれしたらああなるんだな」
と納得し、回復され解放されるためのシナリオをなぞるプランを立てる。

続ければ良くなる、頑張れば報われる、まだまだ、もっと。

時間をかければかけただけ、何かが変わってなければをしたような気になるものだから、

「前より良くなった」「楽になった」「ツイてるぞ!」と思い込む。

けれど、上がりもすれば下がりもするのが人生というもの。
また、いくら頑張ったとしても限界というものが有る。

悪いことがあれば「なぜ?」、うまくいかなければ「どうして?」。

「何を間違ったのか。どうすればこの苦しみから逃れられるのか」


答えを探し、またさまよう。

そしてまた本に、人に、セミナーに、インターネットに答えとなるものを見つけ出す。

「これをやったら幸せになれるんですね?」
「何年続けたら効果が出てきますか?」
「感謝すると良い事があるんですか。わかりました。ありがとうございます、ありがとうございます」

今度こそ、今度こそと期待に胸を膨らませる。
そう、過去の過ちは,この素晴らしい出会いのためにあったのだとの物語を描いて。



苦労した分は見返りが無いと、ただしただけなんて許せない。

それが、あなた。

アホの子のための霊能相談室

今日も今日とて、霊能力者先生に相談者は殺到する。

健康のこととか、家庭不和、業績不振、人間関係、金銭トラブル、金縛り、etc.
一見、バラエティにとんだ相談内容に見えるのだけれど、
書いてある内容ときたら、どれもこれも同じような。

「右に行った方がいいでしょうか、左に行った方がいいでしょうか」的な。

そんなの好きな方に行けばいいじゃん。

「私は右に行こうと思うのだけど、周囲の人が左に行った方がいいと言います。
 右に行ったらどうなりますか?
 以前別の道で左に行った時は行き止まりになりました。
 でも、右に行ったことがないので不安です。どうしたらいいんでしょう?」

知らんがな。

だけど、親切な霊能力者先生は「左にお行きなさい」と正しい答えを教えてあげてしまう。

うへぇ~。

皆、即座に答えを出してくれる過保護・過干渉が大好きだよねー。

「かわいい子には旅をさせろ」って言葉知らないはずないんだけどな。
苦難はすべて神が与えてくれているとかなんとかそんな話をよくしてるんだから。

その割には邪魔ばかりするもんだから、ほら、
取り巻きたちはどんどん何も物を考えなくなっていってるじゃないか。

「風邪をひいたのは悪霊のせいでしょうか?」

「私の彼は良い人でしょうか、悪い人でしょうか?」

「ビタミン剤は効果あります?」

「旅行に出るのに最適な日は?」

「友達の料理教室で買った20万円の鍋は良い鍋ですよね?」

「悪い人が蛇に見えるようになりました。ありがとうございます」

「オナラが出なくてお腹が痛い」

それに対して、
「それはこういう意味です」「ああしてください」「こうしなさい」と答えを返して安心させる。喜ばす。

お金を取らなきゃいいってもんじゃないよ。あんた。


ただ、これも人それぞれの信じることだからやってみるしかないのだろう。
わかるまで。

他人の答え、他人の考え、他人が見つけた方法、他人のおすすめの薬ではあるけれど、
自分がそれを選んだことには違いない。

だけど、感じ続けている絶え間ない不安こそが中から湧いて来てるって、どうして気がつかないかな~?

ラストメール

深夜に昔の友人からメールが届いた。

どれくらい会っていないだろう。
ちょくちょくメールは寄こしてくるけど、いつも何かで悩んでて疑問だった。
次から次へと、なぜ彼女だけ貧乏くじを引くようなことになるのかと。


メールにはこう書かれていた。
------------------------------------------------------------------------------------
  さびしくてたまりません。
  私が友達だと思って電話しても迷惑そうにされてしまう。
  その人の子も不登校で、私の子と比べて「◯◯ちゃんの方が楽じゃん」と言われました。
  自分の方が大変なのだと。
  どちらが楽とか大変とか、そんなの関係ないと思う。
  同じ不登校の親として、少しはわかってくれると思ってたのに、
  信じて話してるのに、私にはもう信じて話す人がいない。
  だから、電話番号もメールアドレスも全部消そうかと思っています。
  真剣に話せる人いますか? もう、わからない。
------------------------------------------------------------------------------------

読んで、私の方こそものすごく寂しくなった。

ねえ、これ、本気で真剣に悩んで私にメールしてきているの?と虚しい気持ちに襲われて。
こんなことを私に確かめてくるの?
「あなたは私にとって信じられる人ですか?」って?

私は寂しい。
友人だった人が自分の寂しさを紛らわすために私に罠を仕掛けてくることが。
それに、、、、今回も、私のアドレスと並べて他の人にも一斉送信されてるってどういうことよ。

私は返事を書いた。
------------------------------------------------------------------------------------
  辛い時、人は本当に思っているわけじゃないことを言うことがあります。
  誰かにわかってもらいたいから。
  その時に相手に選びたがるのが、近しい傷を持つ人。
  一番敏感だからね。
  そういう相手なら影響を与えて満足出来る。
  だけど、そんなのに振り回されるのなんて、馬鹿らしいでしょ?
  嫌いな人、自分に嫌な思いをさせてくる人など、まともにとりあってやることはない。
  切るべきは切って、自分を大切にしてあげて。
  悩むだけ無駄です。
------------------------------------------------------------------------------------

読み返して、クスリと笑った。
誰に宛てた言葉なんだか。

彼女が常に何かに悩まされてきた理由はなんとなくわかったけど、それを教えてあげる機会はたぶんないな。

宝箱の中の不幸

不幸な人は、不幸をどうにか改善して幸せに向かいたいと思うもののはずだけど、
そして実際にそのような事を言ってはいるのだけれど、
何かの拍子に本当は違うって所が出ちゃうことがある。

不幸比べ、不幸自慢をするってのは、そういうことでしょう?

苦労の多さ、辛さ、悩みの深さ、悲しさが多いからって、それが何だって言うの。

だからアンタはエライのか?

同情してヨシヨシして欲しいの?

それとも頑張りを認めて褒めて欲しいの?

別に悩みを聞かないってんじゃないんだよ。泣き言を言うなとも思ってない。
吐き出して楽になって、ちょっとでも前に進む策が考えられるならいい。

だけど、可哀想な自分を演じるために他人を使うなよ。
試すような事をされるのは、何より不愉快だから。
誰しも自分を大事にしてくれない人のために親身になろうとは思わないでしょ。
そりゃあ、私はアンタの世界の脇役だよ。
だけど、同じドラマの共演者に対してさ、小道具扱いはないでしょって話よ。

アンタが私に何を言って欲しいかは何となくわかるけど、
それが合ってても外れてても、どっちにしても面倒くさい展開になりそうなんだよな。
何で私がアンタのご機嫌を取る方法を必死こいて考えてやんなきゃなんないのサ。

アンタが不幸で、私がアンタより幸せだから?
それくらいしてくれたっていいじゃないか、って思ってるわけ?

やだよ。
アンタのエゴを満足させたって、アンタの不幸は消えないじゃんか。

アンタのその握りしめている自慢の種を捨てない限りは。

またまたお留守番

今日から会長と奥さんは、一週間のエジプト旅行。
前回のヨーロッパ旅行の時には、留守のあいだにしておく仕事の指示があったが、
今回は特に何も言われていない。
というか、ここ数カ月、私は仕事らしい仕事をしていないような気がする。
会長が本業の工場の方を忙しくていて、滅多に事務所に顔も見せないような状態だったためだ。
「いいのかな? いいのかな?」と思いながら、私は天文学の学術書の要約を一日数ページ進めるだけ。
その間、会長は汗だく泥まみれで、休む暇もなく朝から晩まで重機に乗ってガーッと右往左往。
たまに外で作業員や運転手を大声で怒鳴りつけてたり、県の会議に背広着て出かけてるのを見るぐらい。

今朝、奥さんが来て
「それじゃあ行ってくるから留守を頼むね。皆をしっかり見張っといてね」と言われるので、
「会長から指示を受けてないんですけど、私は今までの続きをやっていたらいいですかね」と聞くと、
「それでいいよ。ゆっくりでいいんだから。もう、好きなように自由にやって!」だそうだ。
その後、会長も立ち寄って「やりよってちょうだい」とひとこと言って出かけて行かれた。

一週間、ひとりで自由。
花のあるきれいな事務所で、有線聞きながら、本を読むも良し。ネットもし放題。
クーラーきかせて、冷蔵庫にはお菓子がいっぱい。ソファーでごろ寝もOK。
これで給料が出るんだから天国だよ。

いいのかな? いいのかな? と、何かがチクチクと落ち着かないのは、私が貧乏性だから?

朝の食卓と割れた鏡

(最近聞いた実話を下敷きに、少しばかり脚色してあります)


いつも通りの朝。
ダイニングテーブルを囲んで朝食を食べる家族。
父と母と娘の3人。

母親は朝から機嫌が悪い。
娘の中間試験の点が思っていたより悪かったためだ。
布巾を洗い終わり椅子に座ると、トーストを千切ながら昨夜の小言の続きを口にする。

「あんたねぇ、勉強してるしてるって言っておきながら、あんな点を取るなんてどういうこと?
 いったい何を勉強してたのやら。もうね、お母さんは情けないよ。あー、朝から頭が痛い。
 余裕ない中であんたのためだと思って塾に行かせてやってるのに、なんでこの程度の点しか取れないの?
 こんなの勉強したなんて言いません!
 もっと塾の回数増やした方がいいんじゃないの? ねっ、それがいいよね!
 それか、ちょっと遠いけど、みっちりしごいてくれると評判の所に変わろうか?」

成績の伸び悩みは娘自身が一番辛く思っていること。
それを朝からガミガミやられたのではたまったものではない。

「わかってるって。もう、言わないで。頑張ってるんだから!」

「頑張ってるっていつも言うけど、現実に成績は下がってるじゃないの!
 そんなのを頑張ってると認められるわけないでしょ!だいたいあんたはね、口ばかりなのよ!
 本気で頑張るんだったら、もっと勉強時間を増やしなさいよ!
 自分ひとりで出来ないから、お母さんが塾に行けと言ってるのに何を口答えするか!!」

尚も声を荒らげ畳み掛ける母親。
たまりかねた娘がテーブルを叩いて勢いよく立ち上がり、母親に食って掛かった。

「嫌だし!これ以上、塾とか行きたくない!勝手に決めるな!!」

と、その瞬間、

パン!

と何かが弾けるような音がした。

娘の頭に貫くような激しい衝撃。
バラッと何かが落ち、キーンとした痛みがそのまま耳の中で音として聞こえ、熱くなる。

青ざめて張り付いた表情の母親が手に持っているのは、手鏡。
それで頭を殴られたのだ。
思い切り。
鏡の大きなカケラと小さなカケラがキラキラと食卓の上で光る。

「いい加減にしないか!」

それまで黙って新聞を読んでいた父親が怒鳴った。

「皿の中に破片が入ったじゃないか!まだ食べてないんだぞ!」


娘は泣きながらカバンを持ち、家を飛び出した。

「もう嫌だ。こんな家。鏡で殴るなんてあり得ない。塾に行きたくないって言っただけなのに・・・。
 お母さんはいつも私の気持ちなんかどうでもいいんだから・・・・・」

拭っても拭っても涙はあとからあとから流れてくる。

「私なりに一生懸命勉強してるのに。塾だって今までサボったことないのに。
 やってもこの程度なんだからしょうが無いじゃない・・・。もう無理だよ・・・・」

泣きながら歩いていると、横に車が停まった。
母親だった。

「乗って行きなさい」

黙って乗り込む娘。車の中に嗚咽が響く。

「お母さんがあなたのために言ってることに口答えするからよ。ね。
 勉強は期末で結果が出るように頑張ればいいんだから。
 今よりもう少し努力したら絶対に伸びる子なのよ、あんたは。素直な子になってちょうだいね」

母親の穏やかで優しい声を聞き、それでも涙が止まらない娘なのだった。


----------------------------------------------------
さあ、ここで質問です。
あなたはこの話の中で、家族の機能不全っぷりが現れている箇所をいくつ見つけることができましたか。

私の出す問題なので、いつものごとく正解はないということで、お考えください。

ハッカー様様

夜、長男がバイトから帰るなり「チッ、ヤラレたよ~!」と言う。

いったい、何をやられたのか?

彼が言うには、帰り道でケータイのメールをチェックしたら、
よく遊んでいるオンラインゲームのサイトから、アイテムが売れたという知らせが入っていたという。

売った覚えもないのに、苦労して集めていた希少なアイテムが勝手に売られてしまっていたのだ。

それは、IDが盗まれたということを意味する。

課金のものには絶対に手を出してはダメと言ってあるので金銭的な被害はないが、
これまで費やした時間も、クリアしてきた課題も、知り合った人達との繋がりの証も、
経験とか物語とか、そいういった作り上げてきた世界がこれでパー。

IDを変えて再度構築しなおすことは可能ではあるが、それとていつどうなるかはわからない。

このオンラインゲームはセキュリティが甘いようで、度々、同様の被害が報告されているとか。
しかも、ハック被害を訴えても運営会社の対応は鈍く、満足行く保障もされないという噂。
どうもハッカーは運営会社の関係者の中にいるんじゃないかという声もあったりするらしい。

「あ~あ・・・」

ため息をついて落ち込む長男。

「どうする?一応被害報告して待つ? それとも別IDでやり直す?」と次男が聞くと、

「いや・・・もう、これを機にやめるわ。なんか馬鹿らしくなったし・・・、汐時だろう」などと言う。

意外や意外!
このままネトゲ廃人一直線に堕ちて行くかもしれないと思われた長男から、こんな言葉が出てこようとは。

祝!!ご卒業!!

悪質なネット犯罪は許されざるものだけれど、今回に限り特別に感謝する。

ネットハッカーさまさま、よくぞ息子のアイテムとネトゲへの熱を奪ってくれました。
あなたは一人の若者を、夢と勇気と冒険のバーチャル世界から救い出し、
何でもない自分という現実世界を見据え立ち向かう決心をさせてくれたのです。

この勢いで、依存性の高いネットゲームや、
アイテムやらアバターやらの形のないものを馬鹿なガキに売りつけて食い物にする
ネットサービスを全滅に追いやっていただきたい。

いずれ逮捕されて刑務所行きになるとしても、あなたのご恩は忘れません。www

サッカーと戦争

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叩いて頭が良くなるならば

中学生の長女が休日に友人数人と遊んでいた時、
じゃれて押し合いをしてふつかった壁だか手すりだかの汚れが服についた事がある。
白っぽい服についた汚れは赤錆混じりで、パタパタと手ではたいたぐらいでは取れない。
それを見て、「ゴメンね。服を汚しちゃって、ああ、どうしよう・・・」と、必死に謝る友達。
別に一緒に遊んでてこうなったのだから友達のせいではないし、洗えば薄くはなるだろうから、
「いいよ、いいよ」と娘が軽く答えると、
「でも・・・アリスがお母さんに怒られるでしょう?」とひどく心配げ。
「えっ、服を汚したぐらいで怒られないよ」と言うと、
その子だけじゃなく他の子みんな、
「アリスのお母さんは服を汚しても怒らないの~?!優しい!!」と驚いたという。
普通は服を汚したりなんかしたら、こっぴどく叱られるものなのだそうだ。
口をきいてもらえなくなったり、ご飯抜きになったり。
だから皆、服を汚すのをものすごく怖がっている。
いつかは小川に裸足で入って遊んだ際に、一人の子がスカートのすそを濡らしてしまって、
「お母さんに怒られる」と泣いたこともあった。
家でその話を聞いて「なんで?それくらいで怒ったりしないでしょ」と笑ってたのだが、
実際に怒られたようだ。
みんな、お洒落できれいな服を着ているので羨ましく思っていたが、
そんなにも汚さないように気をつけなくてはならないなら大変そう。
なので「うちでは安い服しか買わないよ」と言ってある。
娘もそれでいいらしい。

それにしても、最近はつまらないことで子どもを叱る人が多いように感じる。

先日聞いた話では、テストの点や成績の事でよく怒られたり喧嘩になったりするのだとか。
成績が悪かったら、
「どうしてこんな点なの?!ちゃんと勉強してないからでしょ!」とえらい剣幕で怒り、
毎日毎日「勉強したの? 勉強しなさい!!」と尻を叩き続ける。
ほとんどの子が塾に行くか、家庭教師が来ているかしているが、
それでも親の思うようには成績が上がらないため、
「次の試験で〇点以下だったら塾の時間を増やすか、もっと厳しい所に行かすからね!」
と発破をかけては、これ以上時間に追われる生活をしたくない子どもが反発をするといった具合だ。
感情的にガミガミやられたら、子どもだってカッとする。
言い返し、言い合いになった時、親が手を出してくることもよくあると聞く。

「親ってウザいよね。すぐ塾に行けって言うし、叩いてくるし」と一人の子が言うと、
「ウチも、ウチも」と皆そんな感じらしい。

娘が「私、叩かれた事ないんだけど」と言うと、一斉に「ええ~~、ウソ~~!」と驚かれたそうだ。
「一度も?」
「いや、小さい頃にはあったと思う」
「最後に叩かれたのいつ?」
「うーん? たぶん3歳ごろかな?」
「ええ~~~!」

私は別に子どもを叩いちゃいけないと思ってもいないし、叩かないと決めてるわけでもないが、
確かにあまり子どもを叩くということはしていないかもしれない。
それはなぜかというと、叩く必要がないからだ。

子育てや教育に於いて、体罰を用いてしか教えられない事はある。
それは、身の危険と、してはならない事を教え込む時の二つだ。
子どもを守るため、死ぬかもしれない、大怪我をするかもしれない可能性からは
徹底的に遠ざけなければならない。
だから幼児期に痛みを味わわせ、恐怖を本能に叩き込む。
小さな子はまだ何もわからないのだから可哀相なんて言ってはいられない。
わからないからこそ、感情をむき出しにぶつけ、身体で覚えさせるのだ。
また、物を盗む、嘘をつく、迷惑行為をする、弱いもの虐めをする、ルールを守らない等も
人間社会の中で生きていくためには決して許されないのだと
身に沁みてわからせておくのにも最適な時期があり、そこを逃すと後が長引く。

それ以外のことで、何を怒る必要があるだろう? 
ましてや、中学生にもなった子に何を叩いてわからせることができるのか、と不思議でならない。

子どもを怒鳴りつけたら、嫌いな勉強が好きになるのならやればいいだろう。
叩けば馬鹿が利口になるのなら、子どものために叩いてやるという理屈も成り立つ。
しかし、叩けば叩くほど頭が良くなったり、反抗的な子が素直になったりなんてことは絶対にない。
「成績が悪い」ということと、「子どもを叩く」ということに、
何の関連性もないということがわからない親は、失礼な言い方ではあるが、頭がものすごく悪い人だ。

その頭が悪い親の子どもだから、勉強ができなくても当然といえば当然だろう。

それなのに、親は自分の頭の悪さを改めもせずに、子どもにだけ「賢くなれ」と要求する。
理不尽にも程がある。

そもそも、何のために子どもにそこまで勉強をさせたいのだろうか。
将来、子どもに裕福でレベルの高い暮らしという「幸福」を得させてやるため?
それは嘘だ。
勉強しても成績が良くならない子の気持ちなど何一つ思いやってもいない「今」がその証拠。
本人が努力しているのだから、本人が一番辛いのだし、将来への不安も本人のものだ。
叩く親は、頭の良い子を育てた成功した親になりたいのに、
子どもが言う事をきいてくれないから夢が叶わないと癇癪をおこしているだけのエゴの塊だ。


PTAで他の親と話していても、似たような事を言う親がいる。
自分が叩く親だということを口に出す人はあまりいないのだが、
「テストの平均点が〇点以上だったら欲しがっていたゲームを買ってやると約束した」とか、
「成績が悪かったら、友達と街に遊びに行く予定はなしにさせて勉強させると脅している」とか、
そういう話はお天気の話ででもあるかのように普通に飛び交っている。

聞いていると、たまにこちらの感覚がおかしいのだろうか?という気にもなったりもすることもある。
もちろん、だからといって変えようという気はさらさらないのだが。


娘が友達に聞かれる。
「クラストップの成績とるには、一日に何時間ぐらい勉強するものなの?」
娘は答える。
「自主勉は、試験週間だけちょっとするぐらいで、普段は宿題しかしてないよ。塾も行ってないし」
「えっ、それでどうしてそんなにいい点がとれるの?」
「授業を真面目に受けてればそれだけで十分でしょ」
「・・・・ムカツク・・・・・・」

学校の成績の悪かった私だから、ムカつく子の気持ちはよーくわかるけど、事実だからしょうがない。
「だってさぁ、頑張っても成績が上がらないと言ってる子達は授業をちゃんと受けてないんだから。
 寝てたり、他の事をして遊んでたり。それで授業がわからないから面白くないなんて当たり前だよ」

正論すぎるほど正論だけどね・・・。
これでよく友達なくして、クラスで爪弾きとかにならないもんだ。(笑)

嫌いになれない人 好きになれない人

「嫌な性格だ」「悪い人だ」「遠ざかった方がいい」
そんなふうに思ってみても、どうしても嫌いになれない人がいる。
少々のことなんかどうでも良くなってしまうほどの魅力があるので、
贔屓目に見てしまう。
欠点はあるかもしれないけれど、悪意ではないのだろうと。。

しかし反対に、やることなすこといちいち癇に障る人もいる。
別に悪い事をしているわけでもなく、他の人が同じ事をしていたなら、
「よく気が付いて動いてくれて、ありがたいな」と思うであろう行動をしても、
「余計な事を」「また目立とうとして」「絶対に裏がある」と不愉快になる。
どうしても好きにはなれない。

これはもう、しかたのないことだけど、
他の人が自分と同じように感じないからといって腹を立てるのは、なしにしようね。

あ、めまいが・・・

自称虐められっ子で不登校気味のA子ちゃんが、こんなことを言う。

「小学校の時、私は虐めの対策をしてくれなかった先生を、何人も飛ばしたんだから」

ああ、そう。

すごいね。

先生を飛ばしちゃえる小学生か。

なのに、虐めっ子は同じ学校に来たんだね。

中学校の先生は何人飛ばせるかな。



なんか、クラクラする。

私、こういう人達のためにも動かなくちゃいけないの?

廊下に佇む常連の不審者

ちょっと、Jさん、やめてくれる?

また2年生の教室の廊下まで行ってたんですってね。

校長先生から生徒たちが動揺するので、学年の教室に近づかないでくれと言われて、
あなたも納得したんじゃなかったんですか?

約束して「もうしません」と言った次の日に、ケロっとしてまたやっている。

それって、あなたが虐めっ子がやっていると言っていた事そのまんま。

特に、どうしても虐めっ子ということにしたいC子ちゃんがいる◯組の前をずっと
行ったり来たりして様子を伺っているようだけど、C子ちゃんはいませんよ。

彼女はクラブの朝練で早朝に来て、授業が始まるギリギリまで校庭で走りまわってますから。

スポーツが大好きで、自分の学校生活を充実させるのに忙しくて、
あなたの娘をかまってる暇なんかないの。放課後もね。

それに、廊下も通りません。

A子ちゃんのいる教室に絶対に近づいてはいけないと先生方から厳しく厳しく言われて、
どうしても向こうに行かなくてはならない用事がある時には、
階段で別の階の廊下をグルリと回って行くようにと指導されてます。
クラブのない日も帰る時間をずらしているし、
別のクラスにいる友達と会ったり話をすることも禁じられています。
ずっと先生方が目を光らせている中で。

可哀想にC子ちゃんはこんな不自由さにも、A子ちゃんに顔を見せて不快な思いをさせないように、
また、自分自身が疑われないためにと、素直に従ってくれてるんですよ。

なのに、大人のあなたが平気で約束を破って学校に入り込んでいるとはどういうことですか。

生徒たちがなんて言っているか知ってます?

あなた、「キモイ」と言われてるんですよ。「コワイ」とも言われてるんですよ。

Jさんが以前、廊下を偶然通りかかっただけのC子ちゃんを捕まえて、
「うちの子をまだ虐めているのか!」と怒鳴ったのは生徒たちのトラウマになっています。

関わったら何を言われるかわからない。

そんな恐れがある人に近づこうと思う子がいると思いますか? 親しくなりたいと思うと思いますか?

側に来て欲しくないんですよ。話しかけられたくない。顔も見たくない。
そんなキモイ、コワイお父さんがもれなくついてくるポジションだけはご遠慮したい。
それがクラスメイト達の偽らざる気持ちなんじゃないかな、と、まあこれは私の勝手な想像ですが。

あなたの娘A子ちゃんは、あなたが頑張れば頑張るほど、確実にクラスに居辛くなっていっています。

「みんなが私を嫌ってる」そんな思いをなぜA子ちゃんは強く持つようになったのでしょうね。
全部、虐めっ子のC子ちゃんが悪いと信じて疑わないようですが、
そうでなくては都合が悪いことが、もしかしたらあるんじゃないですか?

ともあれ、あなたがあなたが見張っていようといまいと、C子ちゃんはA子ちゃんに近づきません。
そう言ってもあなたは、「いや、私が見ているから来れないだけだ」と言い張るのでしょうけど。

人の話なんか聞きやしないし、現実がどうであろうと関係ない人だから。

でもね、もういい加減にやめて欲しい。

嫌われてないのに「嫌われてる」と思い込んで本当に嫌われていく娘と、
嫌われているのに「好かれてる」と思い込んでますます嫌われる父親と、
なにがどうしてこうなったのかわからないけど、とにかくもう、しんどいわ。。。

眠れない

何をどうしたら良いかの答えなどないのを知りつつも、
前PTA会長のところへ、「相談」というよりも、ただ愚痴をこぼしに行ってきた。
私は器の小さな人間なので、抱え込むなんて事、とてもできはしないから。

お忙しい人なのに勤務先に押しかけて時間をとってもらって、
2時間もああだこうだとしゃべり続けて、まあなんとか気が済んだというか。
前もこんなことあったような・・・、というか、再々似たようなことをしてるような・・・。
そのへん、前会長には大変お気の毒なことだけど、
こういう人間と関わってしまったのが運の尽きと諦めてもらうしかない。

学校の事やら役員間の事やら運営の仕方やら、いろいろととりとめもない話をしたわけだが、
その後ちょっと「言っても仕方のない事だけど」と思いつつも聞いてもらったのが、私自身の悩み。

実は私は最近、眠れないことで悩んでいる。

「会長になってから、睡眠時間がすごく短くなったんです。
 寝付きは変わらずいいのでストンと眠れるんだけど、3時4時に目が覚めてもう眠れない。
 それがずっと続いてて、どうしたんだろう?って」

すると、

「あ、僕もよ。
 もともとはよく眠れてたのに、会長になった途端そんな感じで、
 下手すると2時とかに目が覚めることもある。
 頭の中にパッ、パッといろんな事が浮かんできて、考えているうちに朝になってる」と言われる。

まさか同じ症状をお持ちだとは、いささか驚いた。
PTA会長病というものがあるのだろうか。
他校の会長さんも睡眠障害になる人は多いようで、
知り合いの中には、睡眠導入剤等で薬漬けになっている人もいるとか。

「お互い、薬には頼らないようにしましょう。あと、酒もホドホドに。
 ただ、飲んだら体調が悪くなるのわかってて、飲まなきゃなってられないってとこあるから難しい」

それは本当によくわかる。

前会長は今年度からPTA関係の役は持っていないので(他にはある)、
「今は眠れるようになりました?」と聞いてみると、
「ううん、変わらないね。やっぱり夜に目が覚めるよ」とのこと。

ええっ、ということは、会長を辞めても会長病は治らない?
私にはもう二度と朝までのグッスり安らかな眠りは訪れないの~~~~~?!
眠るの大好きな私にそれはキツイ。。。。

だけど、それは私だけの悩みではなくて、同じ役についてる人の共通の悩みなら仕方ない。
皆、そうなのだ。
私はチャランポランいい加減人間なので特にストレスを感じているとも思ってもなかったけど、
きっとそれなりに何かあるのでしょう。身体にこう出てくるってことは。

眠れないのを、眠るにはどうするかと考えても解決策がないなら、
そういうものだと諦めて、だからどうするか?にシフトすればいいってこと。
夜に起きて何か作業をするとか、昼に5分10分ずつ少しでも睡眠をとるとか、
やり方はいくらでもある。

・・・と、気が楽になったからかどうか知らないけれど、
次の日、目がさめたら、朝6時になっていた。

あ~、よく寝た。

私の悩みなんて、この程度のものかぁ(笑)。

意識調査アンケート「この中で一番●●なのは?」

実話を元に設問を作ってみました。
みなさんの考え方を参考にさせてください。
投票よろしくお願いします。

孤独のスパイラル

する方にそのつもりがなくても、辛い思いをさせられる人がいるなら虐めは“ある”と考える。
その基本姿勢は崩すつもりは無いが、迷惑行為や嫌がらせ的な言動がなく、
ただ好かれていない、嫌われている、なんとなく遠ざけられているといった場合には、
これは虐めに当たるのだろうか?

誰しも他人に好かれる自分でありたいと思う気持ちは持っている。
しかし、それではそんな自分はすべての人を好きかといえば必ずしもそうではなく、
好きな人もいれば嫌いな人もいるはず。
それが人間。
他人の心を支配して「嫌うな。好きになれ」と強制することはできない。
嫌う自由、嫌う権利だってあるのだ。

自由と権利を侵害される時、人は抵抗し、怒りを燃やす。


今、学校には、虐めを受けているということで学校になかなか来れない女子生徒がいる。
そのため、先生方はなんとかその子がクラスに溶け込めるよう骨を折っている。
しかし、調べても調べても虐めの実態が見えてこない。

陰湿化して影に隠れているのか?
巧妙な手口で尻尾を掴まさない?
悪の大ボスに脅されて皆が口をつぐんでいるのか?

あらゆる可能性を考えて慎重に探り、常に目を離さないようにしているのだが、
やっと登校して来た翌日にはもう落ち込んで具合が悪くなり、
学校の前まで来てもどうしても入れず帰ってしまう。
親は「学校はうちの子を守ってくれないのか」と憤る。

ありとあらゆる手を尽くし、それでも一向に事態は好転しない。


虐められっ子と同じクラスの娘が言う。
「今日も〇〇ちゃん、来なかったよ」

前日は参観日で、その子も登校しており、娘の隣にいて友人達と明るく談笑していたので、
その子の父親も「良かった。楽しくやっているようで様子を見て安心した」と言っていたのに、これ。

「でね、〇〇ちゃんが好きな男の子に今日、先生が『気を配ってあげてね』と言ってて、
 彼は皆に人気が有る爽やか系の男子で、先生の前でも頼れる優等生って顔してるから
 『はい。わかりました』とそこでは答えてたけど、実は中身はキツイからね、
 『あいつは被害妄想だもんなー』と後で本音言ってた。

 女子達も最初はただ親しめないって感じで避けていただけだったのに、今では、
 『私たち何もしてないのに、どうして先生にあんなふうに言われなきゃいけないの?!』
 と怒ってるし、どんどん立場悪くなってるみたい」

どうにか改善しようと足掻けば足掻くほど、思いの反対に人の心は動いていく。
難しいものだ。

これは、虐めが“ある”と言うのだろうか。
それとも“ない”のだろうか。
誰も加害していないのに、被害者だけがいる今の状態は。

自分が人に好かれて大事にされたいのと同じように、
他の人だって自分が大事なんだってことに気づかない限り、彼女は永遠に孤独なままでいることになる。

虐めとは、心理的レイプである

虐めについて、私はそれがあるとかないとかを争っても仕方ないことだと思っている。

虐めたつもりがなくても、虐められたと感じる人がいるならば、
それは確かに虐めなのだから改善すべきであり、同じ状態が続くことがあってはならない。

虐められた側に「我慢しなさい」とか、「あなたが変わりなさい」と言うのは、
傷口に塩どころか、傷口にムチ打ちであって、これも苛虐のうち。

セクハラ、モラハラ、パワハラ等、ハラスメントと名の付くものも同じこと。

「いやらしい意味じゃなかったんだよ」「親しみの表現じゃないか」
「グラビアヌードぐらいで目くじら立てる方がおかしい」「冗談、冗談」
「君は神経質だな」「自分の立場を考えてみろよ」
そんなふうに軽く考えている人に加害の意識はないが、される方は事実辛い。

この辛さを取り除くよう求めるのは、人間として当然の権利。

「いや、そんな事を言ったって、他の人は辛く感じていない。ひとりだけ騒ぐのが異常」
と言う人もいるかもしれないが、これはまた人と人との関係はそれぞれで違い、
それによって感じ方も違うものだとの認識に欠ける、人を道具か何かのように扱う乱暴な考えだ。

誰にも、嫌な目にあわされることを我慢したり、容認することを強要される義務はない。

虐められていると感じる人がひとりでもいれば、そこに虐めは存在するのであり、
これは取り除かれなければならない。



しかし、虐めを取り除くとはどういう事を指すのだろう?
そこを具体的に考える人は、あまりいないのではないだろうか。

多くの場合、虐めた側に改心を促し二度と同じことをしないように求めることが解決とされる。
虐めとは、肉体的、心理的に傷を負わせる暴力であるので、
その暴力が加えられなくなるようにする事は最優先の絶対条件であることは間違いない。
ただ、それは大きな前進ではあるものの、はたしてそれで元通りになるかといえば、私はそうは思えない。

なぜなら、傷が残ることもあるからだ。

体の傷は見えるので、治療をしたりリハビリをしたりでどこまで癒えたかわかるが、
心の傷は目に見えない分、とても厄介なもの。

本人以外の誰にも見えない。理解してもらえない。
辛さを訴えても過去のことなので「まだ言っているのか」と相手にされないこともある。
よしんば周囲がどうにかしてやりたくても、現在打てる手がないのだから仕方がない。
途方にくれ、共に過去を恨み、相手を憎み続けるぐらいだ。

これでは被害者は、虐めが取り除かれた後も、いつまでも虐められ続ける状態に留まっていることになる。


この状態は、ある犯罪被害者の心理に重なる。
虐めはレイプ被害と酷似している。

レイプにあった女性は、時に思いやりのない言葉を投げつけられる事がある。

「短いスカートをはいていたから」「夜に出歩くから」「化粧がケバイから」
「派手な生活をしてるんでしょう」「男好きしそう」「期待してたんじゃないの」

落ち度があったから被害を受けたとする声だ。

また、レイプ被害は、犯人が逮捕され相応の処罰を受けたらそれで終わるというものでもない。

また同じことをされるのではないかという恐怖。
犯人への激しい怒り。
無理解な周囲への憤り。
「もしかしたら防げたのかも」という自責。
孤独感。
そうしたものに常に脅かされる精神状態にあるため、回復に長い時間を要する。

この時、加害者に更に重い刑を課せば課すほど、被害者の辛さが緩和されるということがあるだろうか?
加害者がどれほど酷い事をしたか思い知り、罪を悔い改めて泣いて許しを請えばそれが可能か?

そんな簡単に辛さが和らいだり消えてなくなったりするぐらいなら、誰も悩まない。


肉体、または精神に傷を付けられ、嫌な事をされ、したくない事を無理にさせられ、
人間としての尊厳を著しく損なわされるという意味において、
レイプと虐めは性的なものが絡むか絡まないかの違いだけで、本質的には同じもの。

だが、辛さが続く限りかつての犯人を痛めつけ続けるということに、何の意味があるだろう。

顔を見ただけでフラッシュバックするのなら、それを避けるためにすることは?
なぜその場所に居続けて、同じ体験をなぞるように病んでいく必要があるのか。

「辛いからなんとかしろ!」と、今や無関係な相手を叩き続けることが誰を幸せにする?

本当は何が辛いのか、今の現実を直視して欲しい。

他人に苦しみをわかってもらおうとすればするほど、過去の最悪な出来事に何度も何度も立ち返り、
自らの傷をますます深めて行っている人を手助けすることは、私にはできない。

私信

イヤッホ~イ、校長先生、見てます~?

昨日はどうも長時間に渡る話し合いにお付き合いいただき、ありがとうございました。

正直、ムチャクチャ疲れましたよね。何をどう言っても通じないんですから。

しかし、驚かされる話ばかりでした。

私は以前に、「あったらコワイ こんな学校」という記事を、アホな研究を皮肉るつもりで書いたのですが、
まさか本当にそんなことをした学校があったとは、聞いててとても腹が立ちました。
教師として失格!
それは校長先生も同じように感じられたことと思います。

だけど、そんな教師が実際にいて、しかもすぐ近くで教鞭を振るっていたなんてなんだかちょっと信じられません。
本当のことなのでしょうか。

他にも信じられないような話が続々と飛び出してきてて、混乱するばかりです。
校長先生が当時を知る人達に話を聞かれたり調査をしても、どうも事実が確認できないとの事でしたが、
私の方もそうです。

「それは違う。それは思い込み」と言う人は、皆、グルになって事実隠しをしている敵とみなされてしまうので、
その言葉だけは言わないようにしていますが、内心、そうとしか考えられない。
私は基本一匹狼なので、別に何のしがらみもないし誰に義理立てする必要もないんですけどね。

いやぁ、それにしても昨日は本当に怖かった。

まさかあんな、メガトン級水爆並の破壊力を持つ物を使ったテロを企てていたとは。

もしもあれをばら撒かれてたら、事態を収拾するのは大変だったと思います。

奴は「首をくくる人が出てくる」とその危険性を十分に知った上でやろうとしてたわけだから、
確信犯というより、ここまできたら、クレージーの域。

昨日はなんとかしのげた。
が、次はいつ、どんな手を使ってくるか。

大人の間でのトラブルならどうにでもやりようはあるけど、子どもに傷を残すようなことだけは許せない。

一人でも犠牲になる子が出ないよう、及ばずながら私も尽力いたしますので何なりと使ってやってください。

それでは、また。(⌒0⌒)/~~~

「見てて欲しい」子どもの欲求

イジメがあるとして不登校ぎみになっている子が、久々に学校に来た。

よかった、と思ってると、

「でも、明日はまた学校休むんじゃないの?」と娘。

どして?

「だって、『あーあ、学校ぜんぜん面白くない。来なきゃよかった』と言ってたもん」

何が面白くないの?

「さーあ。もうみんな夏服なんだけど、その子だけ上着着て来てて、
 でも誰も何も言わないで冷ややかな目で見てるだけなのが嫌だとか、なんかそんな感じ」

何それ? 何でそう思うの? どう声をかけられたいわけ?

「知らんよ。かまってチャンなんでしょ」

と、バッサリ。

その子は話して楽しいし好きだと言っていた娘だが、いい加減鬱陶しくなってきたようだ。

「かまってチャンが多いからね。うちのクラス、99%がかまってチャンだよ」

また極端な(というか100人もいないだろ)、と思いはするが、
意味も無く寂しくて意味も無く群れたがる人が多いのは何も10代の子どもに限ることではないので
わからないこともない。

幼児の頃に、飽きるまで繰り返し遊びをしたり、疲れるまで泣いたり、心ゆくまで遊び食べ、
砂もぐれになって転げ回り、自分で世界を見つけていくという
子どもらしい体験をせずにきた子はどうしてもそうなる。
大人の都合で行動も時間も制限されて何一つ欲求が満たされたことがないのだから。
言う事をきけばご褒美として物は与えられるが、それは本当に欲しいものではない。
幼児は、ただ自分のすることを“見てて”欲しいのだ。

十分に子どもをしてきていない人は、身体が成長しても精神はいつもそこに帰りたがる。

気にかけて欲しいがために、すねて見せる。
我がままを言う。ルールに背く。不機嫌さをアピールしたり、怪我をしたり病気になったり。
あそこが痛い、ここが具合が悪い、ひどい目にあう、不運が重なるなどと辛さを訴える。

すべて自分を“見てて”欲しいため。

だけど、友人は親ではない。
そして本人ももう幼児ではない。

求める時期も、求める相手も、求めるものもすべて間違っているのだから、欲しいものは得られない。

可哀相にと思うけれど、いずれ自分で気づくしかない。
親も他の人も誰にももはや要求を満たすことはできないのだということに。

そうでなければ、“見てて”欲しい人同士が出合って同じ穴に落ちて行くか。

なにしろ99%の確率だ、そうだから。(笑)


そういえば、その不登校の子の親も“見てて”欲しいかまってチャンだな・・・・

「虐待、どうしたら」その後

金・土・日と広島の中心地で「ゆかたまつり」があり、
土曜日に中2の娘が友人と出かけた。

私も夕方下の子を連れて出て落ち合うことになっていたので連絡を取るために
ケータイを持たせておいたら、昼過ぎにかけてきて
「今、えびす通りにいるんだけど・・・ここ、どこ~? 本通り、どっち~?」

道を教えてしばらくしたら、今度は一緒に行った友達から電話。
「はぐれたのでケータイの番号教えてください」
場所を聞いて娘に電話をかけて教えると、
「その場所にいるけど、見えないよー」と言ってるそばから「アリス!」と友達の声。

田舎の子どもがたまに街に出ると、こんなふうに大変。

それでもキャーキャーとハシャギながら街を歩きまわって、とても楽しんだようだ。
なにしろ笑いすぎて喉が痛くなったぐらいだから。
いいよね、青春、まっさかり。

どんなに楽しかったか話してくれた時に出てきた友達の名前の中に、
過去記事「虐待、どうしたら」「何もできない」に書いた子の名前が出てきた。
あれから彼女に辛く当たっていた継母は、単身赴任していた父親と住むことになったので、
一応は解決していたが、ずっと気にかかっていた。
「◯◯ちゃん、最近はどうしてるの?楽しそうにやってる?もう虐められることない?」
と聞くと、
「うん。あ、言ってなかったね。あそこの親、離婚したから」

は・・・、どうしてそういうことすぐ教えてくれないかね。とは思うけど、まあ、良かった。
やっぱ父親なら、女より子どもを大事にしなくちゃね。

結局、身動き取れず何もしてあげられなかったけれど円満解決。
心の重荷がひとつおりた。

手づくりテイストの法名

クソ坊主が義母の四十九日に魂を込める法名を夫に「あんたが書いて」と言うので、
夫は「よし、ワシが書く!」とその気になっていた。

私が「そうはいっても字はきれいな方がいいから、誰か書の先生に頼んだら?」といくら言っても、
「いいや。坊主はワシに書けと言ったんだから、ワシが書く!」と、半ば意地になって。

じゃあお好きに、と放置してたのだがしかし夫は書の心得などないので当然難しい。

そこで私に「パソコンで筆文字をプリントしてくれ」と言ってきた。
それを見て書体通りに書くのだと。レタリングの要領か知らないが。

はいはい、と用意して渡したら、今度は「筆ペン貸してくれ」
これも、はいはい、と出してやり、しばらく自室にこもって何やらゴソゴソしていたが、
「ダメだ~、うまく書けない~!」

散らばったチラシの裏にたくさん練習のあと。

うん、そーだねー。ぜんぜん上手くないねー。

四十九日は明日だけど、どうすんの?」

・・・・・・・・

「もう、プリントした紙を貼っとけば? 
 クソ坊主が書きやがらないからこうなったって何度も何度も言いあげればいいじゃん」

そしたら、「それに魂入れられても困るだろ」ときた。

いや、あんた、魂なんかどこにもありゃしないんだから。(笑)

とはいえ、親戚達は納得しないだろうし、また変な夢でも見られたら面倒なので
とりあえずそれらしい物は用意しなければならない。

ということで思いついたのが、プリントのアイロン転写

Tシャツとかにプリントできるんだから、位牌の白木にだってプリントできるでしょってことで。

夕方の広島市内のとうかさん祭りのついでにでも電気屋行って専用用紙を買ってくるよ。

もしそれで失敗したら、木目もプリントして厚紙にでも貼ってごまかす

もう、グダグダ。とことん不信心。

仏罰が当たる?
故人に対して失礼?

それ、寺に対して言ってやって。

明日は寺との縁切り記念日。

市議会議員と戯れる

土曜日、仕事を終えて家で夫とお疲れさんの乾杯。
週末だし、の~んびりといい気分でいるところに電話。
「あ、中学の校長先生だ」

また何かやらかしたか? 
と、普通こんな時に頭に浮かぶのは子どもの事だろうが、今の私は違う。
「奴か?」

果たしてその通りだった。
問題の中心にはいつも、あの男、空気読めない“J”がいる。

この日、校長先生が地域の高校の体育祭に来賓として出席していた所、
たまたま隣り合わせた初対面の地元の市議会議員たちが思いもよらなかったような事を言ってきたのだそうだ。

「PTA副会長のJさんから相談を受けたのだが、
 中学校では校舎がひどく老朽化して、修繕しようにも手がつけられない状態だとか。
 早急にどうにかしたいとのことだったので、これは早い方がいいだろう。
 月曜日の朝、三人で中学校に行かせてもらう」

驚いて慌てたのは校長先生。
そんな話は何も聞いていなかったのだから。
確かに校舎は古いので、壁の塗装が剥がれて汚くなっているのをどうにかしたいという話は出ていた。
Jは最初、「PTAの清掃作業の時にでも皆でペンキを塗ろう」と言っていたのだが、
学校は広いので、とてもじゃないけどそんな簡単に素人が一日でできるようなものではない。
それに気づき、校長先生には、これは難しいだろうという話はしたようではある。
しかし、それも前日のPTA歓送迎会の酒が入った席でのチラッとした雑談、
まさか市議の所にまで言いに行っていようとは、
そして、まさか聞いた市議が3人も揃ってすぐに足を運んでくれようとは、
これが驚かずにいらりょうか!という展開。

校長先生がすぐJに確認をしたところ、あまりにも簡単に考えているようなので
困り果てて私に連絡をくださったというのが経緯だ。
PTAから出た話である以上、PTA会長が知らないということはあってはならない。
物事には筋の通し方ってもんがある。あの男にはないとしても。

突然聞いた私は目玉ポーン。
「はあっ? 市議会議員が? 何しに?」と、
うっかり校長先生にタメ口をきくぐらいビックリしてしまった。
それはそうだろう。
市議会議員とは、市の提示する議案の予算・条例を審議する際に、質疑し、
その回答や調査結果をふまえた上で自身の政策に基づいて承認・否認するのが仕事。
個々の事例について自分で調査したり、どうすべきか判断して行政に意見を持って行ったり、
予算をぶんどってくるなんてことはできないのだから。
まったくもって意味不明。

校長先生は月曜日は午後から大事なお客様が何人も来られる予定になっており忙しいのに、
なんの段取りも手続きもなく急に言われたことなので大弱りだ。
とりあえず、私も急遽仕事を休んで同席するということで電話を切った。


月曜日、PTAからは私とJ、それにもう一人男性の副会長Uさんが学校に行った。
実は、今年度の副会長は4人もいる。
頼りない私を心配して、前会長はじめ卒業した常任の皆が、
何があってもしっかりサポートできるよう最強のメンバーを揃えてくれたのだった。
Uさんはその中でも会長を何度もやったことがあり常任経験も長い大ベテラン。
ただ、今は猛烈に仕事が忙しい部署にいるため委員会にも出てこれないのだが、
久々にたまたま休みがとれたということで来てくれた。

議員を呼んだPTAとしては学校のどこがどうなっているか把握していないわけにはいかないので、
少し早めに行き、ざっと校舎の中を見て回った。
壁にひびが入って汚れていたり、飛散防止フィルムが剥がれていたり、撤去したい物があったりと
もちろんアチコチにガタはきているのだが、わざわざ出向いてもらってまで訴えなきゃならない所など、
正直言って見当たらない。
いつもニコニコがモットーの私だが、さすがに笑顔にはなれず顔はこわばったまま。
とにかく腹が立って腹が立って仕方がない。

ひとり嬉しげにしているのはJ。
校長も教頭もU副会長もなんと言っていいものやらわからず適当に合わせているが私には無理。
「急だったもので、事前に何の準備もできていなくて・・・」と言われる校長先生に、
「いやぁ、僕もねー、こうトントンと話が進むとは思ってなかったけど、でもいいじゃないですか、
 このまんまを見てもらったら」などとあくまでも脳天気。
ダメだこの男!
「責任ある立場なんだから、
 もっと言動を慎重にしてもらわなければ皆が困ります!」

校長室に入り際、私がこう口に出すと、「えっ」と一瞬、Jが固まった。
普段はおっとりしている私からこんなに強い言葉が出たのが意外だったのだろう。
「あのねぇ!そうじゃないんだよ!別に僕が呼びつけたわけじゃなくて、たまたま親しくしてる議員に
 こんな状態なんだってことをちょっと話をしただけで、それが急にこう動くとは僕も思ってなかったよ」
言い訳にもならない言い訳。その上、皆にこんな事も言う。
「でも良かったですよ。
 普通、校舎を修理しようと思っても学校側から要望出してすぐに通るなんてことまずないから。
 いろんな学校から要望が出てるので緊急性の高いものから順に下りていって、何年もかかる。
 それが僕が作ったちょっとしたキッカケで、ポンポンっとうまい具合に進むんですからねぇ、
 面白いものですね。物事ってのは、いくら頑張って努力しても動かないものは動かない。
 だけど動くときはパッと決まって簡単に動く。そういったものなんですよ。ハハハハ・・・」

何が動くってぇ? 
もうすでに何かが決まったかのような口ぶりではないか。
ああ、頭痛い。

約束の時間になり、議員が三人雁首揃えてやって来た。
この三人のうち、一人が私は大っ嫌い!
自分を大きく見せるためなら嘘を平気でつく男だからだ。
過去記事「怒りの育成会総会」で乱入してきた迷惑男が、
「今年、新しく公園ができる事になったが、ありゃあ、ワシがずっと陳情してきたんじゃけぇね。
 何度も何度も市会議員をうちに呼んでの、話をして、やっとここまでこぎつけたんじゃ」
と言っていた事を書いたが、この個人宅に呼ばれてテキトーな話をした市議がコイツ。
「私が市にかけあって、すぐにでもこの町に公園を作ります!」
選挙戦の時、そう言って団地を回ったと聞いている。
3年前には公園が出来る事は決定しており、前年度には具体的な計画が既にできているというのに、
住民には市政など何もわからないと思ってすき放題言う。
何年も何年も住民の署名を集め要望書を出し続けてきた自治会の努力も、
市が土地の持ち主と根気強く交渉したり、いろいろな調整をしてきてくれた事なども、
まったく無視して全部自分の手柄にする、この性根の汚さよ。

こいつにJが話を持って行くから、今日みたいなことになったのだ。

ムカつく、ムカつく。
険悪なオーラをプンプン発している私を尻目に、空気読めないJだけが上機嫌で市議たちと喋る。

「校舎も築40年ですか。もう相当きてますからね。
 いくらきれいに使って丁寧に修繕をしてきたといっても古いものは古い。直すとしたら全部になる。
 だから市で何ができるかを教えてもらいたい。いっそ全面改装をして欲しいんですよ

えっ?! な、な、なにをいきなり。そんな事まで考えてたのか!

すると市議、「建て替えでもしますか」

えええええっ?!

ここでそんな事、言っていいの? っつか、こいつらホンマもんの◯◯だろ。

そう思ったら呆れるのを通り越してなぜか可笑しくなってきて、もう私は笑いを抑えきれない。大苦笑。。。
居酒屋で友達同士酔っ払った上での与太話なら大風呂敷もいいだろうが、校長室でそれはない。
職務と役目を背負った者としての会談の場だとの自覚はあるのか?

おかげで笑顔が戻って柔らかくなった私に校長が「会長から何かひと言」と話を振ってくれたので、
簡単にあいさつ。

「今日はこんな機会でもないと滅多にお目にかかれない市議会議員の方々とお会いできて
 とても嬉しく思っています。私などは近寄りがたい遠い存在の方々と思っていましたのに、
 Jさんとのちょっとした雑談でチラッと話しただけの学校の現状を気にかけていただいて、
 こうしてお三方も揃って、朝も早くから、学校に出向いていただけるとは、
 PTAとして、ありがたい限りです。
 まさか市議会議員さんがこんなにも、気さくに、気軽に、どこへでも、簡単に
 来てくださるとは思いもしませんでしたので、今日は新鮮な驚きがあります。
 こうしてお近づきになれたのを機に、
 これから私も何かあったら何でもすぐにご相談させてきただきますので、
 今後ともどうかよろしくお願いいたします」

にこやかにしっかりと目を見据えてお話をさせてもらった。
話ベタで普通はシドロモドロで声も出ない私だが、
怒っている時だけはよどみ無く自然にスラスラと言葉が出てくる。

お三方とも微妙な顔をされており、私の気持ちはどうもイマイチ届いてなさそう?
そこで私はもうひとプッシュ。

「これから校舎内を見て回る時に、議員さん方の写真を撮らせていただいてよろしいですか?
 PTAの広報にのせますので

すると途端に顔色変えて慌てふためき出す議員たち。

「写真は撮っていただいて結構ですが、市議の仕事として来たのではないので・・・・
 議員の会派の一つとしての活動であり・・・・地元の学校に立ち寄ったという・・・
 だから、その、呼ばれて来たというような書き方をされると、それはちょっと・・・・
 こちらから来させてもらいたいと頼んだという“カタチ”にしてもらった方が・・・・」

ようやく、自分たちのしている事が立場的にマズイかもと気づいたのか。

校長先生も、
「それだったら、そうさせてもらった方がこちらとしても助かります」と言われる。

「なにしろ、校内の修理や改装などは学校から要望を出すよう決められていますから、
 何かするのであれば全部教育委員会に報告しなければなりません。
 ただ、今回の場合はあまりにも急な話だったのでまだ教育委員会には報告できてないんです。
 ですから、地域の会派の方々がちょっと見に立ち寄られたという“カタチ”であれば、
 そういう報告をさせてもらえます」

これまで、誰もの面目を保ちつつどう折り合いをつけられるか悩んでおられただろう校長先生も、
ようやく着地点が見えてホッとされたよう。

ということで、
「市議会議員の地域での会派の一つが、母校でもある地元の学校の最近の様子を見たいと希望して、
 学校に依頼して校内を見学させてもらった」
という“カタチ”を取ることにここで決定。

「この“カタチ”で」 「この“カタチ”で」と大の男たちが何度も何度も念を押すから、
私は笑いを噛み殺すのにどれだけ苦労したことか。

そうそう。カタチが大事なんだよ。何にしても。
だから自分がどんなカタチをしているか、よく考えて慎重に行動しろっての。
面倒なことをコツコツと続ける真面目な人を出し抜いて、ズルな型破りで間の手間を省き
美味しい思いをしようとする根性が政治を腐らすわけだから。
商取引の場ならOKでも、ここは学校。
教育の場に汚い思惑を持ち込む事は絶対に許せない。


議員たちが帰った後、Jが言う。
「みんな、ねぇ、市議会議員さんを前にしてすごくガチガチに緊張してたけどね、
 そんな固くならなくていいんだから。議員さんだって普通の人よ。
 僕なんか、『オイ、ちょっと来い』とかもう、ざっくばらんに何でも言えるからねー」
朗らかに、まあ。。。。。

目の前で会話してたのに、その内容をこの人だけわかっていない。

J、齢62歳。

彼は単に空気が読めないというよりも・・・もっともっと重症ではないだろうか。
それをどう言い表したらいいのかわからないが。


それにしても、会社を半休して5時間分の時給をパーにして、
議員さんたちの学校訪問という戯れに付き合っただけとは、PTA会長って報われない仕事だよ。

奉仕の精神のカケラもない私が、なんでこんなボランティアやってんだろ。

と、青い空につぶやいたとさ。

モンスター再誕

空気読めない人だとは知っていたが、ここまで酷いとは・・・もう、本当に絶望的なトラブルメーカーだ。
以前書いた「耐えられないぐらい嫌いな人」のこと。

彼は、なんでこんなに根拠のない自信に満ち満ちてるんだろう?と不思議に思うぐらい前に出たがる。
「何でも知ってる、何でも出来る、どこのお偉いさんでも知り合いでひと声かけたら動かせる」
みたいなことを言う。
重要な事を決めなきゃならない時でも、そんなもんを絡めてダラダラと話を長引かせるからウザイウザイ。
一応大人だから当たり障りなく相槌打ったりぐらいはするけど、
「あんたのことなんかこれっぽっちも興味はないの!」と皆、心で絶叫してるというのに。

顔見ただけでゾワッとなる。存在だけでイライラする。声を聞くとウゲッとなる。

それなのに、なぜこんな奴がPTA副会長なのだろう?

理由はある。

PTA常任(本部会)委員は、普通はこれまでのPTA役員の活動で築かれた人脈の中で
「この人が適任じゃないか」ってことで内々に話し合われて選ばれるものなのだが、
彼は一応のカタチ上だけ出される立候補者を募るプリントを真に受けて「副会長希望」で立ったのだった。
役員の経験どころか、これまで一度もPTA活動に参加すらしてこなかったのに、いきなりの副会長。
当然、委員の間では「それはちょっと・・・・」とお断りしたくはあったが、
「立候補したのに希望の役につけないとはどういうことだ?」とゴネるので、
しょうがなく受け入れたと聞いている

また、小学校で学校側を相手取って大きな問題を引き起こした注意人物でもあったので、
野放しにしておくよりPTAに取り込んでおいた方が抑えが効くであろうとの計算があったとも。

この計画はうまくいったかに思えたが、それも去年一年だけだったようだ。

前会長が卒業して女の私が会長になり、これまでガッチリ連携とって運営してきた主要ポストの委員が
一挙に4人も抜けてまだ体制が整わないと見るやいなや、本性を現しはじめた。

小学校で引き起こしたトラブルをまた再燃させ、生徒たちに動揺を広げ、
そして、それプラス、学校PTA代表として外に対して勝手な動きもするようになってきたのだ。

問題行動を封じ込めるための「副会長」というポストであったはずが、
彼は逆にそれを利用できる権威として使い始めた。

すでに多くの人間が迷惑を被っている。

これをどうしたらいいものか。
新年度早々、頭を抱えている。
プロフィール

ぽあん

Author:ぽあん
広島在住。
のんびりとやりたい事だけして
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座右の銘は「ケ・セラ・セラ」。

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