GKBホイホイ

(自殺対策キャッチフレーズ『GKB47宣言!』に民間支援団体が抗議声明)

ゴキブリ47匹・・・・
最初に見た時、当然のことながら、ひッどいセンスだと思った。
どうしてこんな物が通ったのか関わった人すべての良識を疑うよ。

しかし皮肉にも、ここまで話題になったということで
誰も知らなかった「ゲートキーパー」などという言葉に
却って関心を向けさせる狙いは達成できたのかもしれない。
回収・廃棄されるポスター分は、
マスコミやネットで補って余りある効果を生み出したような。

というところで、「実際に苦しんでいる人の気持ちを考えろ!」
などと怒り狂っている人たちも矛先を収めるべきだと思うけどね。

もし、責任者が追い詰められて自殺でもしたらどうするんだ?

なんてな不謹慎なことを思ったりして。(笑)

他人の気持ちを思いやって察する能力が大切なのは、
何より誰より自分を守るためだったりする。
それが足りない人は人付き合いを円滑にすることができなくて、
居心地の悪い社会生活をおくることになる。
特に「ムラ」というシステムが強大な力を持つ日本では。
だからこそこれが大きな悩みになるわけで。

経済的な問題や病などで死にたいぐらい思いつめている人を
他人が救うのは物理的には可能な場合もあるけれど、なかなかに困難。
人間関係の悩みのみ、人が寄り添うことで辛さをやわらげたり、
解決に向かうことができる事もあるから、
そうした人を増やそうという意味での「ゲートキーパー」。
悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人。

とするならば、人の気持ちを思いやる能力に欠けていたがために、
今、苦しい立場に陥っている広告を作った人たちに対しても、
社会正義の名の下で吊るし上げるよりも、思いやりで温かく包んで、
「いいんだよ。あなたはあなたのままで。一人じゃないんだ。自分を責めないで」
とかなんとか語りかけてあげるべきって事になりそうなもんだけど、
誰もそんな事は言わないね。

ま、私は誰に対してでも絶対にそれはないけど。
「死にたい奴は死ね!」
「てめえが傷つくのは勝手だ。人のせいにすんな!」

だな、やっぱ。

他人に命を預けるのも他人の命を預かるのも、やーなこった。
特に政府やACジャパンに言われてとかね、有り得んから。

5億年ボタン

「5億年ボタン」という話が怖いと評判になっていたので見てみた。

原作はマンガ雑誌に掲載されたものらしい。

ボタンをポチッと押すだけで即座に100万円がもらえるという、
誰にでもできて超簡単な、おいしいバイト。

ただし、実際には何もない空間で5億年を過ごすことになる。
眠れず、死ねず、狂わず、1秒1秒を味わいながら、何もすることもなく。
そして、5億年後に記憶を消されて今の時間に戻ってくる。



押す?

押さない?

私なら、たぶん押す。
1回だけ。
話の種に5億年。(笑)

ちょっと似たようなSFで、何日か何ヶ月かの記憶を消されるバイトの話も読んだことがある。
こちらは、その間、過酷な紛争地帯の前線で兵士として戦わされていて、
終わったら覚えていないというもの。
そういう、実時間の中で自分が何をしていたのかわからないのは、絶対に嫌だが、
肉体にも精神にもダメージはなく、時間も使わないのなら何の損もないのだから。

そう考えたら、「自分」というのは、所詮、「記憶」でしかないということに行き着く。
記憶にない「自分」は「自分」と認識できないわけだから、「自分」ではないわけだ。

だから、ボタンを押した瞬間から別の次元で5億年を生きることになったのは、
「自分」から分離したクローンという「赤の他人」。
連続した意識体であるこちら側の「自分」とは無関係。ということにならないだろうか。

細胞を分けてこれまでの記憶まで植えつけた「自分」そのもののクローンができたとしても、
それはもう、別の肉体を持ち、別の体験をするのだから、元のオリジナルと同じ人間ではない。
このクローンが別の体験をした記憶を持って再び一人に統合できないように、
5億年生きた「自分」の記憶もそこで消えるのなら、
その「自分」は、二度と元の人生には帰っては来られないということだ。

とすれば、これは、ますます怖くなってくる。
「自分」が、こちら(オリジナル)の「自分」でいられればいいが、
運悪くあちら(コピー)の「自分」になったら最悪だから。

ただただ消滅するためだけに、誰にも知られない5億年の無駄な孤独と退屈を味わうわけで。

しかし、よくよく考えてみれば、
こちら側にいて忙しい7、80年を味わって消えるのと、それほど違いはないのかもしれない。

色々なものがあるから、美味しい物を食べて、面白おかしく暮らせるけれど、
その代わりに暑いだの寒いだの、痛いだの痒いだの、空腹だの眠いだの、
痛いだの苦しいだの、恥ずかしいだの、お金がないだの、好かれたいだの、辛いだの、
そんなどうしたって抱えてしまう嫌な思いを宥めすかしながら生きなきゃならないのが私たち。

何とか逃げようとして金もうけに走っても、「それだけじゃ虚しい」なんて感情が湧く。
そして最終的には、「解脱だ」「悟りだ」と苦を感じない境地を目指したりする。

その最終地点の永遠の平安なる清浄の地と、5億年の空間はとても似ているように思えるのだが。

一つ聞いてみたいのは、生まれかわりを信じる人に対して。
転生して記憶をなくしても「自分」は「自分」だと考えるのなら、
5億年ボタンを押して長い時間を耐えた後に消える体験も、
やっぱり魂の記憶として残るから怖いものなのだろうか。
プロフィール

ぽあん

Author:ぽあん
広島在住。
のんびりとやりたい事だけして
暮らしています。
座右の銘は「ケ・セラ・セラ」。

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