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親に殺された子は親を殺す

物騒な事件が続いている。
特に目に付くのが未成年者による殺人。
恋愛がらみ、旧友とのトラブル、そして親殺し。
手の付けられない不良ではなく、普通の子がやるのが最近の傾向。

父親を刺し殺した中学生のニュースを見ていて、同じ13歳の娘が怒りながら、
「もう、未成年でも大人と同じように死刑もありにすればいいのに」と言う。
「まだ子どもだからとか関係ない。人を殺すぐらい歪んだ人は直るわけないんだから、
 将来性なんて考えてやる必要ないし、実名も出すべきだ」と。

私はその通りだと思う反面、そうとも言えない事もあると返事を濁す。

気に喰わない人間や無差別な暴行・殺人に対しては、
「お前もやられた人間の痛み苦しみを思い知れ!」と同様の手段で、
同等のダメージを与えてやるのは大賛成。
目には目を、歯には歯を。
人を人として扱わない人間は、自身が人として扱われる資格を放棄しているのだから。

しかし、こと親に対しての場合に限り、事情は違うと感じてしまう。

親は未成年者の保護者だ。
まだ自分で自分の責任をとれない未熟な者の責任を換わりに負う義務がある。
だからこそ、教育と価値観の指導という躾をし監督をする権利を有している。
どんな有名有力な教育のプロであっても他人には立ち入れない場所で
子どもと日常的に密接に接している特別な存在。
それが親。
いわば、子どもを産んだという意味だけでなく
存在自体を作り上げた張本人であると言えるだろう。

ということは、子どもが親を殴ったり殺したりするのは、
そうなるべく育てられたからということになるのではないだろうか。
親殺しをする子どもは例外なく、自分自身をも憎み疎んじているのがその証拠。
親が「お前は嫌われる人間だ」と教えてきた結果。
人が人を害したいと思うとき、その相手は敵だろうか、味方だろうか?
親と子が敵対関係にあるということ、
そして敵は攻撃し排除するものだという事を教えてきたのも親。
そう考えるのが自然な気がする。

子は弱さゆえ親に依存しないと生きてはいけない。
そこに付け込み、力で支配し苦痛を与え続けられてきたとしたら、
逃れようとする時、どんな方法がとれるだろうか?
教わったとおりのやり方で強者側に回るか、敵を消すか、自分を消すか。
なにしろ、逃げる場所はどこにもない、守ってくれる人はいない、
世界中が敵だと教わってきている。
普通の人が世界一安全だと感じる場所で、世界一大事にしてくれるはずの人から。

そんな親は殺されても仕方がない。
ずっと子どもの心を殺し続けてきた挙句、やり返されただけだから。
これもまた、目には目を、歯には歯を。
やった人間に返したその子は、相手を間違えなかったというだけ偉い。
などと言ったら言い過ぎだろうか。

また同じように考えれば、他の人間を殺す少年少女も
教わったやりかたに従っただけといえるかも知れない。
思い通りにならない人間の存在は許さない、弱者は虐げられるべきものと、
骨の髄まで染み込まされて育ってきたのだろうから。

そうでなくて、なぜできる?

子どもの罪は一身にその親が負うべき。
私はそう考える。
犯罪に走る未成年者には被害者である側面もあるので
矯正できる可能性がある限り少年院で再教育は妥当だが、
その親に、成人の犯罪者であれば当然引き受けることになったであろう
刑を科せばいいのだ。
社会に害を為す殺人兵器を送り出した罪は重い。

そんな法律ができれば、皆、必死に子育てするだろう。
それとも恐ろしくてより一層少子化に拍車がかかるだろうか。
無責任な人間は子どもを産んでくれるな。
その分、不幸な子どもや不幸になる人が減る。

子のためになら死んでもいいと思う親は殺されない。
自分のために子を殺す親が殺される。
ウラノス、クロノス、ゼウス、オイディプス・・・・・・
幾度も繰り返される悲劇はこのことを表しているのに、人は学ばない。

テーマ : 子育てについて
ジャンル : 育児

コメント

非公開コメント

いつも読み逃げスミマセン

主人は、
父親(舅)を「父」と思えない、理想の父親像はない、
「アイツ」が居なくなっても俺は困らない、とか言います。

根本から言うと、
今もまあ健在?で性格に難アリ、でも主人を溺愛した祖母(舅の母)に、世間体が第一の舅は、誰が見てようとも「お前なんかさっさと死んじまえ!」と平気で言ってしまう人。その弟(叔父)は気に入らないことがあると包丁振り回しちゃうような人だそうです(こちらは直接見たことなし)。
多分祖母も同じだったと思います。今は体の自由が思うように利かないので、好きにできず、
けど基本的には3人とも、本気でやる気はないな?と。

でも主人は時々恐ろしい目付きをするときがあり。

それでもここへ来ると、うちは大したことないなと、思っていました。

そこで、ぽあんさんに聞きたいのです。

わりと平和に?ドラマもなく育った私から見て、なのですが、
お母様のことを、殺してやりたいと思ったことはないですか?
守ってもらった実感があるということでしょうか?

幼い子供(3・5・7歳)が主人にソックリで、手がつけられないときに不安になる私が、まだまだ甘ちゃん?

ぽあんさんのように、見かけだけでも(不快な思いをしたらゴメンナサイ!!でも共感できることも多々あって…)ドーンと構えていられるようになりたい私にお答えくださると幸いです。

Uさんへ

ご主人が機能不全家庭にお育ちなんですね。
それで、激しい性格の血筋が子ども達にどう影響するか心配のご様子。
大丈夫ですとも、どんなところに気をつけたらとか確かな事は何も言えませんが、親としては精一杯できる事をしてやって、後は偏りや足りない部分があれば本人が何とかすると思っておけばいいように思います。
親、特に母親の不安には子どもは敏感ですから。


で、ご質問について。
>お母様のことを、殺してやりたいと思ったことはないですか?

ズバリ、あります。
ずっと「死ね、死ね、死ね、死ね」と思ってました。
大嫌い。憎いし、こんな女から生まれたことが汚点。
捨て子であればどんなによかったことか。
でも、自分が振るうにしても暴力は怖いのと、こんな最低の人間のために自分が犯罪者になるのは割に合わないとの計算とで、手は汚せませんでした。
親だけでなく、幸せそうな他人も皆、憎くて不幸になればいいと呪ってましたね。

>守ってもらった実感があるということでしょうか?

いつもいつも虐げられていたわけではなくて、もちろん母親らしい優しさもありましたよ。
膝枕や手づくりおやつ、スキンシップ、絵描き歌。
若くして一人で子育てをしなきゃならない不安があったようで育児書も持ってましたし、多分必死だったんだろうなと。
挨拶や靴をそろえたり、正座でご飯とかそんな躾も厳しかったし、善悪の基準とか教える事はまともでした。
ほんと、酒乱と男性依存とギャンブルと借金と半端ない感情の起伏、だらしなさ、責任転嫁癖さえなければ良い人だったのに・・・・(笑)

親も成長しますからね。
子も親と同じ年齢、同じ立場になってはじめてわかることもあるし。
憎しみが残り続ける人は、いつまでも無力な子どものまんまでありたい何かがあるのかもしれません。
育てられ方に不満があるのなら、どう育てられたかったかを自分がやってみないと。
できるかできないか。望みどおりの結果が出るかも含めて。
できないのなら、親を責める資格はないです。

その面で、ご主人の「理想の父親像はない」との言葉はちょっと気になります。
どんな父親でありたいのか、どんな家庭を築きたいのかはお持ちじゃないのかなと。
会えば不快になるだけの親なら、もう縁を切ってもいいんじゃないでしょうかね。確かに困らないから。

こんなところで。
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Author:ぽあん
広島在住。
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座右の銘は「ケ・セラ・セラ」。

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