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除菌・消毒・傷口に塩

♪大きな袋を 肩にかけ 大黒さまが 来かかると
 ここに因幡の 白うさぎ 皮をむかれて あかはだか

童話「因幡の白兎」では、
騙したワニザメに皮をむかれて苦しんでいるウサギに
海水を浴びてから高山の頂上で風にあたって乾かすように教えたのは
意地悪な兄神たち。
優しい大黒様は、真水で身体を洗い、蒲の穂綿を敷いて寝転がり、
花粉を身体につけるように教えて傷を癒してやったとされる。

これはただのおとぎ話的神話としてだけでなく、
日本最初の医療行為の文献と見る向きもある。
「まあー、なんてひどい兄神たち!」という話ではなく、
それは食塩と日光で消毒し、紫外線や赤外線での化膿防止する事の
大切さを説いたもので、
そして、その上に大黒さまの治療を施したからこそ、
ウサギは完治できたのだとか。

それを始めて知った時、まさに目からウロコだった。
それはそうだ。
化膿は恐ろしい。消毒は重要。
子供の頃からそう教えられてきたではないか。
怪我をしたら、まずオキシドールやイソジン(赤チン)で消毒して、
雑菌が付かないようにガーゼで覆い、乾かすようにするのが常識。
兄神様たちは意地悪じゃなかったんだな。
ウサギはひどく痛い思いをして泣いたけれど、それは必要な痛みだったんだ。
仕方がなかった。治るためには。
・・・
と、長らく思っていたのだが・・・、またしても大逆転である。

最新の医学では、
傷口は消毒してはいけない。
ガーゼを当ててはいけない。
傷は乾かしてはいけない。
というのが正しい認識になっているのだ。

傷を消毒すると、雑菌よりも生きている細胞(白血球、線維芽細胞、表皮細胞)を
殺して、治りを遅くしてしまう。
消毒では感染症の防止効果は皆無。もちろん化膿した傷の治療効果もない。
傷口に触れたガーゼは異物として、感染を誘発し温床になる。
傷口を乾かすとできるかさぶたは傷の治りが止まっている状態である。
傷口は水道水でどんどん洗うべし。

この新常識はにわかに受け入れ難い。
それでは、これまでの消毒液のしみる痛みを我慢して、
泡が出ると「ばい菌が死んでる」と嬉しがったりしたのは何だったのだろう。
傷が乾いてかさぶたになると、下で新しい皮膚が再生している証拠だと
安心してたのは、あれは全部、嘘? 逆効果?
親から子へ、子から孫へ間違った治療法を教えてきたの?
医者が患者を結果として虐めてきたわけ?
しかし、実際の医療現場で明らかな差が出ている事を示されれば、信じざるを得ない。
むしろ当初は医療関係者の方が受け入れるのに抵抗が大きかったかもとも思う。
いや、今でもかな。

常識って奴は、ある日突然、コロッと転ぶ。
普遍的ではないって事。
それがたとえ長年、代々受け継がれてきたものであっても、という一例だ。

やっぱり、大黒さまに意地悪した兄神さま達は悪かった。
日本書紀の頃の人達は、もしかして最新医学を知っていた?

参考→新しい創傷治療

コメント

非公開コメント

いつも読んでいるNICUの先生のブログに、NICUでの消毒の考え方が変わって、度重なる手洗いや殺菌処理してある白衣の着用などがなくなったということが書いてありました。
NICUに2回子どもを入院させた親としては、驚き。
白衣で汗だくになりながら(NICUって温度管理してあるので)、それでも汗をぬぐうことなく保育器の中の赤ちゃんに哺乳瓶で授乳していたのはもう過去の話なんだなと思いました。
ホンの1年でも変わるところは大きく変わりますね。
1世代分過ぎたら、どれほどの常識が変わるのでしょう。
自分がおばあちゃんになったとき、自分の経験と新しい常識のどちらも取り入れられるようなおばあちゃんになりたいなと思います。
子育ての最中に、昔の常識を押し付けられたことに辟易したところがあったので、自分はそうなりたくって。

NICUでも?

驚きです!
でも、感染症なんかはよく話題になるのにね。
どれとはまた別なのかしら?素人にはよくわからない。
>1世代分過ぎたら、どれほどの常識が変わるのでしょう。
ホント、私も妹と10歳が離れてるので、オムツを買えてやった事もあるんですけど、
その頃とはまったく違ってて驚きでした。
姑は私の好きにやらせてくれたので助かりました。
出産後は気が立ってるから、手や口を出されると凄いストレスになると思います。
私もいつか孫ができたら、余計なチョッカイを出さないようにしなくちゃな。

ヨーロッパでは・・・

40年も前から湿潤療法だそうですね。日本ってなんなの?と思います。
ちょっと前に手にケガをしたとき試してみたのですが、納得しました。
痛くない、治りが早い、傷跡が残らない!いいことだらけじゃありませんか。
別の、もっと小さい傷は大したことないと放っておいたのですが
そちらの方が茶色く痕に残っています。

やはり治りがいいですか。
私は機会があればと思ってるんですけど、まだ自分で比較はできてません。
できれは怪我したくないし。(笑)
湿潤療法は、3,4年ぐらい前にあるチャットルームで話をしていたお医者さんから教えてもらいました。
でも、その直後に長女がバイクの熱くなったマフラーに触れて火傷をして連れて行った大きな病院では、消毒して化膿止めを塗ってガーゼで覆いました。
3日おきに消毒に来るように言われて行きましたが、その度にガーゼをはがすのを痛がってとてもかわいそうでした。
「新しい創傷治療」のページも見ていたので、病院や薬局で「最近はガーゼではなくフィルムがあるのでは?」と聞きましたが、「ありません!そんなの聞いた事ない」との返事でした。
今はどうなのかな?

市販されてますよ

ジョンソンエンドジョンソン社から、傷パワーパッドという傷当て材が出ています。私はまだ使ったことがないんですが。
私は普段から傷にくっつかない傷当て材を使っています。(だって、痛くない方がやっぱりいいもの;笑)
ホームセンターでも手に入りますよ。
かなり前からありましたけど、その病院や薬局の返事には???ですね。

フィルムといわずに傷パワーパッドと商品名を言えばあったのでしょうね。
田舎だし個人の薬局では湿潤療法は知らない事もあるのかも。
いざというときに使えるように用意しとこうかな。
プロレスラーの大仁田厚は、頭が割れたとき、とりあえず瞬間接着剤でくっつけておいたら、
医者に「それでよかった」と言われたとか聞きましたが、
それはやる勇気ないです。
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Author:ぽあん
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座右の銘は「ケ・セラ・セラ」。

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