友達はイジメ対策要員ではない
中2の娘が教育相談を受けた。これは全員が順番で受ける。
普通は本人の事について、何か困ったことや、勉強でわからない所などを聞かれるものだが、
長い時間を費やして聞かれたのは他の人の事ばかり。
「もう、なんなの?試験週間だから少しでも勉強時間をとりたいのに!」と娘はプンプン。
しかし、クラスで問題があるのだから仕方がない。先生もご苦労だと思う。
今、娘のクラスで虐めに近い雰囲気がある。
ターゲットにされている子は、娘と仲が良い子なのだが、
ここ二日、学校の前まで送ってもらっても入れないで休んでいる。
担任が言う。
「彼女のこと、ちょっと気にかけてあげてくれないかしらね。
一人にならないように、気がついたら声をかけたり、そばに付いててあげたりとか」
娘は答える。
「いやです。できません。無理!」
そんなこんなの押し問答が続いたらしい。
他にもクラスに馴染めないでいる子について同じように繰り返されたため、長くなったようだ。
それを聞き、可笑しくて笑ってしまう。
なんとも可愛げのない答え方だ。
だが、それでいい。それがいい。
「だってさー、友達だから普通に話はするし遊んだりするよ。
でも、一人でいるから行ってあげなくちゃとか、声をかけてあげようとか、
わざわざそんなこと無理だから」
「声をかけるって、あれ?
肩を叩いて『最近どう?』とか、そんな感じで?」と笑いながら聞いたら、
「そうそう!先生、本当にそう言ったよ。『最近どう?って声かけてあげて』って」
「ぶははっ、それって、
サラリーマン社会で共通の話題のない二人が無理やり間を持たすために口にする言葉じゃんか。
ありがちな社交辞令第1位をここで持ってくるかーっ」
「だから言えないよねー」
「アッハハハハハハ・・・」
笑った笑った、涙が出るほど。
イジメの対策にそんなわざとらしい取ってつけたような学園ドラマをやらせようとするとはね。
本当は笑い事じゃないんだろうけど陳腐すぎ。
よしよし、よく言った。さすが私の娘。
友達に、先生に頼まれてわざわざ“声をかけてあげる”とか、“そばに付いていてあげる”とか、
そんな失礼なことはしちゃいけないよ。
普通は本人の事について、何か困ったことや、勉強でわからない所などを聞かれるものだが、
長い時間を費やして聞かれたのは他の人の事ばかり。
「もう、なんなの?試験週間だから少しでも勉強時間をとりたいのに!」と娘はプンプン。
しかし、クラスで問題があるのだから仕方がない。先生もご苦労だと思う。
今、娘のクラスで虐めに近い雰囲気がある。
ターゲットにされている子は、娘と仲が良い子なのだが、
ここ二日、学校の前まで送ってもらっても入れないで休んでいる。
担任が言う。
「彼女のこと、ちょっと気にかけてあげてくれないかしらね。
一人にならないように、気がついたら声をかけたり、そばに付いててあげたりとか」
娘は答える。
「いやです。できません。無理!」
そんなこんなの押し問答が続いたらしい。
他にもクラスに馴染めないでいる子について同じように繰り返されたため、長くなったようだ。
それを聞き、可笑しくて笑ってしまう。
なんとも可愛げのない答え方だ。
だが、それでいい。それがいい。
「だってさー、友達だから普通に話はするし遊んだりするよ。
でも、一人でいるから行ってあげなくちゃとか、声をかけてあげようとか、
わざわざそんなこと無理だから」
「声をかけるって、あれ?
肩を叩いて『最近どう?』とか、そんな感じで?」と笑いながら聞いたら、
「そうそう!先生、本当にそう言ったよ。『最近どう?って声かけてあげて』って」
「ぶははっ、それって、
サラリーマン社会で共通の話題のない二人が無理やり間を持たすために口にする言葉じゃんか。
ありがちな社交辞令第1位をここで持ってくるかーっ」
「だから言えないよねー」
「アッハハハハハハ・・・」
笑った笑った、涙が出るほど。
イジメの対策にそんなわざとらしい取ってつけたような学園ドラマをやらせようとするとはね。
本当は笑い事じゃないんだろうけど陳腐すぎ。
よしよし、よく言った。さすが私の娘。
友達に、先生に頼まれてわざわざ“声をかけてあげる”とか、“そばに付いていてあげる”とか、
そんな失礼なことはしちゃいけないよ。