首を吊るなら大樹の陰

ニュースサイトを廻っていると、「教師が黒板に首吊りの絵を描いた」というものがあった。
生徒が間違った回答をするごとに線を一本ずつ描き足していって、
黒板に首吊り図
完成するとこんな感じになるらしい。
別に悪意を持った「死ね」という意味ではなくて、残念なことになるというブラックジョークだったらしいが、
気分の良いものではないし、生徒を指導する立場の人間がやることにしては
確かに幼稚でくだらな過ぎるとは思う。学力向上を狙ったというより、単に嫌味なだけ。
しかし、それは全国に報道されるような事だろうか?
なんでもこの学校は、二年前に一人の生徒が首吊り自殺をしているという。
その子のプリントに首吊りの絵の落書きがあり、それが教師が黒板に描いた絵に似ているとか。
英語教師の絵と自殺した生徒の絵、そして自殺の動機との関連性は不明とのことだが、
普通に考えて関係ないだろう。
それとこれとは別のこと。
なのに、自殺した生徒の親にコメントを取って「問題だ」と言わせているあたり、
学校叩きをせんがために事実を歪める意図的な報道のあり方を感じてならない。
生徒が学校であったことを家庭で話して、
「そんな不謹慎な絵を使った授業のやり方などけしからん!」となったのなら、
直接その教師に注意をするなり、保護者の間で話しあって学校に抗議するなりすればいいだけのこと。
なぜマスコミが喰らいつく?
学校名まで大々的に全国紙に晒す必要がある?
犯罪を犯したわけでも、子供たちに危険が迫っているわけでもないのに。
これもまた、社会的な虐めの構造。
生徒の自殺という事実があり、死に憧れる生徒に対し適切な指導をしなかったということで、
その責任の有無を争う訴訟の最中にある学校が現在何も言えないのを知った上で叩いてきているのだから。

間違えた回答をした生徒に首吊りの絵を描く教師と、
誤った指導をした教師のいる学校を全国的に吊るし上げるマスコミと、やっていることは同じだろう。
「絶対にミスがあってはならない!」と他人を責める風潮が、今の日本を作っている。

こんな事ばかりが続けば、そのうち学校の教師になろうという人はいなくなる。
実際、医師になりたい人は激減している。
少子化問題にしろ、いろんな事情はあろうが、親の責任を問われたくないという所がホンネの部分。
何もしなければ安全だから。
私たちは、他人を責めることが自分で自分の首を締めることになるのだと気づかないまま、
緩やかに死に誘われているのだ。

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