戸塚ヨットスクール 戸塚宏校長との出会い 2

戸塚校長に直接お会いする事を決めてから、身近にいる何人かの子を持つ親たちと話をする機会があった。
そこで、一般の人たちの戸塚ヨットスクールに対してどんなイメージを持っているのか聞いてみたのだが、
思ったほどには拒絶反応は少ないというのは意外だった。
事件当初のセンセーショナルな報道の渦中には感情的に煽られたとしても、長い時が過ぎ、
有罪とはいえ無期や死刑になるわけでもなし、出所してからもスクールを続けていられるということで、
「殺人じゃなかったんだ?もしかしたら、そんなに悪くもなかった?」と冷静に捉えている人が多いよう。
特に男性などは、自分で調べて戸塚校長の教育理念を賛同できるものだと考えていたという人達もいたりして、
ますます心強い。

ただ、中にはあからさまに顔をしかめる人もいる。
しかしよく話を聞いてみると、「あの、コンテナに閉じ込めて熱射病で殺した事件でしょ」と
他の事件と混同しているのだった。別々に話をした3人の人が同じ事を言った。
つまり、あれだけ連日過熱報道が繰り返されていたというのに、
事実を知る人がいかに少ないかがわかろうというもの。

なぜ戸塚ヨットスクールは徹底的に攻撃され、真実に蓋をしたまま存在を否定されたのか。
隠されるものには、隠そうとする側の意図がある。
誰が、何のために?

荒れて病んでいく子供に、家庭も学校もカウンセラーもなす術がない。
いずれ自死するか、犯罪を犯して刑務所に入るか、壊れて精神病院に行くか、
最悪一家全滅、それとも通り魔殺人か。
そんな状態の子どもが、戸塚ヨットスクールに入ると直る。
日本で唯一、ここだけが明らかな成果を上げる。
それが困る奴らが、権威の保持と保身のために潰しにかかったと考えれば、すべての辻褄があう。

戸塚ヨットスクールの事件から30年。
はたして、あれから教育は良くなって行っているだろうか?
受験地獄が心の潤いをなくさせ凶悪事件の低年齢化や虐めの激化、精神を病む子どもの増加を招くとして
「ゆとり教育」が取り入れられたのではなかったか。
しかし、歯止めはかからないどころか、更にエスカレートしていくばかり。
子どもの数は減っているのに、教師は雑事に追われ、子どもと関わる時間もない。
自由時間が増えた子どもが家にいても、親は仕事で、一人でゲーム。それともメール、チャット、出会い系?
学習時間が減れば、学力低下は当然のこと。
なのに、世界でランクが下がったなどと慌てふためき、今度は「脱ゆとり」を掲げて方向転換。
おまけにあれだけ悪し様に言って廃止したはずの「偏差値」を、やっぱり復活させるとか。
方針がこんなに迷走したのでは、まともに育てという方が無理だろう。

今の子供は夢がないと言われるが、
どんな大人を育てたいのかのビジョンがないままの教育を施してきた側はどうなんだ!
という話だ。

これまでやってきた教育は間違っていた。まずはそれを認めなければ、次には進めない。
問題がこれほどに目の前に突きつけられているにも関わらず、
解決できないままに被害者意識を募らせるばかりの大人は多い。
このままの路線で行けば、やがて破滅は見えている。

それを何とか立て直そうとされている数少ない一人が、戸塚宏校長だと私は確信している。

コメント

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No title

年末年始とバタバタしてたので、やっと頂いたDVDを視聴しました。

…感想としては、正直微妙ですね…。

目の前にある現実を認識すること、それを受け入れた上で活用すること。
もし問題があれば、適切に対処すること。
失敗を恐れず、過ちを繰り返しながら、軌道修正していくこと。
そうしたことを、自分自身の力で、手にしていくこと。

そういう意味では、戸塚氏の主張は納得できる部分は多いんですが、
だからといって、体罰によって忍耐力をつけるというやり方には、
どうにも賛同しかねます。

「夏は暑く、冬は寒い」という現実を受け入れて、
それぞれの季節に合わせた生活の工夫をすることと、
強制的に猛暑や極寒の環境に押し込めて耐えさせるのとでは、
表面的には同じに見えても、その意味合いはずいぶん違ってきますよね。

ネットで調べた限りでは、戸塚氏の主張する「脳幹論」は、
その論拠とするコンラット・ローレンツの学説とは関連性がないようですし…。
そこに問いを見ることはできても、答えを見るべきではないように感じました。

戸塚ヨットスクールの必要性はわかりますが、
それを一般化すべきではない、というか…。
全ての主張は、半分が正しくて、半分は間違っていると言います。
これからの時代は、その辺りの使い分けが、より重要になっていくように思います。

>それが困る奴らが、権威の保持と保身のために潰しにかかったと考えれば、
>すべての辻褄があう。

失礼ながら、UFO信者が「軍が機密保持のために隠蔽工作をしたんだ!」
という主張と被るように思えました。(^^;)

ともあれ、考えるきっかけを、どうもありがとうございました。

教育の主人公は子ども本人

抵抗感はあると思いますよ。
あの昔の激しい体罰シーンを見て、「これは良いことだ」とニコニコして言える人は、まずいないでしょう。
正直、私も「うわぁ・・・」でしたもん。切れて血出てるし、恐い。。。

でも、前提の認識の違いも考えないと。
親兄弟を殴る蹴る、包丁で切りつける、首を絞めるとかして半殺しにしたり、家に火をつけたり、嘘と言い訳だらけで、
学校生活も社会生活も送れないような子を動かすためには、他に方法はないと思います。
教え諭してわかるような子達なら、そもそも来なくていいですから。

>強制的に猛暑や極寒の環境に押し込めて耐えさせる

何でも人間がコントロールできると考えるのは驕りです。
人間なんか、圧倒的な自然の前ではちっぽけなもの。
だけどそれでもやられっぱなしというわけにはいかないし、目的は達成しないと。
そのために何が出来るか工夫し、努力し乗り越える必要があるわけですが、

>「夏は暑く、冬は寒い」という現実を受け入れて、
>それぞれの季節に合わせた生活の工夫をすること

を他人に与えられるばかりでは身に付ける事はできません。
問題行動の子は、すべてを自分以外の他のせいにします。
「暑いから」「寒いから」「波が高いから」「ヨットが倒れやすいから」「運動向きの身体じゃないから」・・・
だから、学校に行けないし、社会で使い物にならないんです。
「友達の性格が悪い」「先生が無能」「親の育て方が良くなかった」
「自分を理解してくれる人がいない」「能力を生かせる仕事がない」・・・
全部同じことです。

寒いなら、冷たい海に落ちなくなればいい。
殴られたくなければ、言われた事を素直に聞けばいい。
体罰は行動の動機付けのために用いられるもので、虐待とは違います。

「脳幹論」の根拠は、
論説としてはコンラット・ローレンツの研究が裏づけということに一応はなっていますが、
本当にそれが正しいかどうかは、子どもが実際に直っている事が証明しているのではないでしょうか。
怪しいと疑うのであれば、他に同じような状態の子を直す方法を示して
両者を比較をしないことには何とも言えません。

>戸塚ヨットスクールの必要性はわかりますが、
>それを一般化すべきではない、というか…。

「戸塚ヨットスクール=体罰を用いる教育方法」ということであるなら、そうですね。
何でもかんでも叩けば皆、いい子になるというものでもないでしょう。
幼児の頃に躾をきちっとしておけば、体罰など本来不要のものです。
あくまでも、直すための手段。
現在は体罰は使われなくなったので、3ヶ月で帰れてたところが、1年かかるようになりました。
いずれにしろ、強制なき教育などないんですよ。

>失礼ながら、UFO信者が「軍が機密保持のために隠蔽工作をしたんだ!」
>という主張と被るように思えました。(^^;)

まあ、そうかもしれません。
文部科学省の教育指導方針や医者・心理カウンセラーの治療方法が効果を上げてくれば、
考えを改めなければならなくなるでしょうね。

No title

>でも、前提の認識の違いも考えないと。

そこですよね。
情緒障害という特殊なケースにおいては、体罰による条件付けというのが、
効果的だというのはわかります。
戸塚氏が、個人的な感情による虐待をしているわけではないこともわかります。
ただ、行動の動機付けの方法として、暴力というのは、あくまで条件付きの最終手段。
それを一般の子供達にまで、対象に入れるべきではありませんよね。

>幼児の頃に躾をきちっとしておけば、体罰など本来不要のものです。
>あくまでも、直すための手段。

この部分はハッキリしておかないと、誤解の元になりそう。

今日、30歳過ぎの二児の父親という知り合いに話をしてみたんですが、
戸塚ヨットスクールのことを全く知らないということでした。
「積木くずし」のドラマも知らないということで、かなり驚いたんですが、
まあ、年齢的に仕方がありませんよね。(^^;)

問題行動をする子の親は

「積み木くずし」は大反響があり、こちらも社会現象になったものでしたが、
確かにすっかり忘れ去られてますよね。
そして、穂積父と同じことをしている人が後を絶えない。

非行、うつ、引きこもり、ニート、そんな問題行動をする子を持った親は、
その原因を外にあるとする傾向が多く見られます。
社会が悪いからと、社会を変える活動を頑張ってしまう。

苦しんでいるのは他の誰でもない自分の子で、その原因は自分だと絶対に気付かない。

見事にどの人もそうだから、「なるほどなぁ」って感じです。

「この親にして、この子あり」なんですよ。

そんな見本はゴロゴロしてるのに、なんで参考にしないのかな?と思いますね。

「教育の専門家」なんてのの言葉を信じる前に。

その答えもわかってるんですけど。

その方が楽だからだってことは。
痛くないから。自分が変わらなくていいから。

情緒障害になった子どもは、純然たる被害者です。
でも、被害者ぶった加害者である大人はその状態を好きでやっていて変わらないから、
辛い思いをしている真の被害者がどうにかしなければ脱することはできません。

私が自らをアダルトチルドレンと称して世間に受け入れられようとする人たちを嫌悪する理由もそこにあります。
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Author:ぽあん
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座右の銘は「ケ・セラ・セラ」。

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