その手に抱きしめている物は3──敵意は人を破壊する

お馴染み、加藤諦三先生(私も一時期お世話になりました)の「テレフォン人生相談」に、
強烈過ぎる程の個性を持った教師兼母親からの相談。

これを聞いてみて欲しい。
なぜ息子がひきこもってしまったのか、誰にでもわかるだろう。

相談者だけがわからない。
たぶん、一生。



まさに、戸塚ヨットスクールに来る子どもの家庭によく見られる典型的なパターンだ。
こんなにも人を苛立たせる人間と生活を共にせざるを得なかった息子に心から同情してしまう。

この馬鹿母が有り金全部搾り取られて、孤独で惨めに野垂れ死にますように。
息子は、親が死んだらスッキリとつき物が落ちたように元気に社会復帰できますように。と、祈る。

コメント

非公開コメント

・・・びっくりした

 最後まで聞いて、唖然としました。なんか、すごい毒気にやられたというか(^^;)

 加藤氏の著作をふと見たのが、私の決定的な方向転換のヒントになったのを思い出します。そんな相談コーナー知ってたら、もっと早くに相談したかも?!

 ただ、何を言われても納得できずに食ってかかる相談者の様子に、過去の自分の一端を見る気もします。自分の非を認めたくない、惨めな自分を見たくない・・・そういう防御の姿勢が、逆に相手に対する敵意になってしまう。認めた瞬間、自分の全てが崩壊する恐怖。
 こういう人はもう手遅れなのでしょうか。私にもああいう面があったし、今もまだ完全になくなった訳ではないけど、それでも今はかなり変わったし、これからも変化していくと思うのですが。この女性と私の差は何からくるのか・・・。

 教師って、確かに大変な仕事だとは思います。でも、大変な仕事は他にもあるってことがわかっていない人って、他でもない教師の中によくいらっしゃる気がします。それは不登校の我が子の関係で先生方とのいくつものやり取りの中で、言葉の端々から感じたことですが。

彼女は幸せだそうですよ

>すごい毒気にやられたというか(^^;)

でしょ。
これで一つのお芝居が作れそうなぐらい、完璧な自己中キャラ。
徹底して息子の心配など一切していないのが、潔い悪役っぷりを表してて凄い!!

>こういう人はもう手遅れなのでしょうか。

手遅れもなにも、彼女は「私は幸せ」と言いきっているのだから、変わらないでいいんですよ。
迷惑受けた人は沢山いるでしょうけど、それはその人たちがどうにかすればいいし、
息子にしても、可哀想ではあるけれど自分で動かないと他人はどうにもできませんよね。

>この女性と私の差は何からくるのか・・・。

困ってるかどうかではないかと思います。
悩んで辛くて苦しくて、足りないもの、出来ないことだらけの中、
どうにかそこから這い上がろうとするから人は変われるのであって、
全部に満たされた幸せな人は、進歩成長する必要すらないです。

この相談者が本当に幸せな人かどうかは別にして、
自分が不快を感じる事は絶対に許せないという強い意志の力で
現実をねじ曲げてきたのでしょうね。

人と関われないってこういうことか、と、私もこの音声を聞いて我が身を反省する所は大有りです。(^_^;)


加藤諦三さんの本で、私が最初に手にしたのは「アメリカインデアンの教え」でした。
初めての妊娠中に読んだかな。
虐待の連鎖になったらどうしようとか思うほど子育てに自信がなくて、
指針が欲しくて読んだんですが、実は・・・・・・胸くそ悪くなりました。
加藤先生がいちいち自分が子どもの頃に父親にやられたことと対比しているのが。
育て方を説く先生自身が、心の傷をまだ癒やせてないじゃんか!
と感情に感情が反応してしまうような事になって。

でも、後の著書になるほどそれはなくなってくるんですよね。体験は体験として語ったとしても。
この先生自身も、本を書きながら自分の気持ちを整理して変わってこられたようです。
年代を追って読むと結構、面白いことに気付いてから、また読むようになりました。

足りない自分を自覚して真に他人と関わることを選ぶ人と、
「優れた自分(不幸自慢・苦労自慢)」を他人に押し付ける人との差は、
年を取るほど開いてくるのかもしれません。

No title

遅ればせながら、聴いてみました。

…。

最初っから強烈でしたが、最後のクライマックスがまた凄いですね。(^^;)
うちの母も、若い頃は似たような攻撃性がありましたが、
この相談者と同じ年齢になって、ずいぶん丸くなってますよ。
年代的に、ウーマンリブの影響を強く受けてしまったんでしょうか。
筒井康隆のパロディ小説を思い出しました。

ただ、最後の方で出てくる「母原病」については、
ちょっと疑問符がつきましたが…。
まあ、親が原因だということは間違いないでしょうけどね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%8D%E5%8E%9F%E7%97%85

この相談者、話し方からして、どうも鹿児島の人っぽいですね。
だとすると、頑固な県民性としては有り得るかも?とか思ったり。(^^;)

母原病

母原病については、今はあまり信憑性がないと言われているようですね。
でも、私はあると考えています。

「愛情不足」とよく誤解されていますが、それは愛が足りないのではなく、「毒がある」とでも言った方が正確なんじゃないかな。

本にある、酷い喘息持ちの子のエピソードひとつ取ってみてもそれは顕著です。
遠くに引き離したら治る。
面会日には具合が悪くなるけど、帰ったら治る。
愛情が足りないからと抱きしめたりなんかしたら、死ぬ苦しみになりそうです。
毒親なら、むしろいないほうがマシでしょうね。

リンク先の説明では、「母親だけの責任か?」という疑問が多く出たようなことが書いてありましたが、
私は「そうだ」と思ってます。
母親が主に家庭の雰囲気を作っているのですから。
それが母親のいない父子家庭が必ずしも母原病になるわけではない説明にもなるかと思います。

Hyodoさんのお母様は年とともに丸くなられたとか。
きっと良い年の重ね方をされたのでしょうね。
うまくいかないことや悩みなどを乗り越えるうちに。
ウーマンリブは、男尊女卑時代の反動みたいなものですから、
行き過ぎ、戻り過ぎしながら、丁度良いバランスになっていくといいですね。

子どもが自立できないのはすべて親の責任。
その当たり前の事をはっきり言う事すらできない世の中って、おかしいですよ。

幸せ・・自己申告制(笑)

 なるほど、本人が幸せって言ってるのだから、それでいいのだ?!なのに電話相談で絡んでくるすごい自己矛盾(^^;)
 不登校や引きこもりの子供たちも、どんなに辛くても”親のせいで動けない”と言ってるうちはダメなんですよね・・・。”親のせいでこうなった、でも・・・!”と、自分で変わりたいと願わないと動けない。私自身、子供を不登校にした前科持ちなので(^^;)なんですが、もし私がもっとどうしようもなかったら子供が一生棒に振るかと思うと、親の屍を超えてゆけ!と願わずにいられません。

 私が”はっ!?”と目が覚めたのが加藤氏の「不機嫌と甘えの心理」でした。「不機嫌」な夫に振り回されていたので・・・。夫の機嫌を伺い、損ねないよう子供にも気を遣わせ・・・ピリピリした家庭内。私自身も子供に甘えていたことを痛烈に自覚させられた1冊です。

 母原病、それは母親そのものも含めた、家庭の中の”母性”のあり方の問題ではないでしょうか。父子家庭でも、その父親が母性的なものを持っていれば大丈夫(あるいは身近に母性的な関わりをしてくれる大人がいれば)だと思います。愛ではなく毒、私もそう思います。夫から毒を受け続ける母親は、毒親になる可能性があるし、親から毒を受け続けた子供も毒親になる可能性がある。
 
 私は断ち切る役目なんだろうな、と思ったりします。

自己矛盾と病識

今回の相談内容は、最初なかなか切り出さないからイライラしたけど、結局は
「私のマンションを売りたいのに、害虫がいるので売れない。
 どうやったら追い出せるだろうか」ということでしたね。

害虫が大ゴキブリとかなら駆除の仕方もアドバイスできるけど、
引きこもり銭喰い虫という息子だったので、
「そりゃ、製造元というか今も餌をやり続けている飼い主の責任でしょ」って事で説明してたわけだけど、
「私が仕事で苦労してる間にマスコミと社会がこんな息子を作った」と怒り出す。
怒りたいのは社会の方だってのに。
こんな税金も払えないようなお荷物を押し付けてくれるなよと。


先日、ある精神科医のドクターの相談室に、ipodでずっと音楽を聴いていないと安心できないという人のお悩みが寄せられていました。
appleのバージョンアップの際にボタンをクリックする所を間違えたらしく、
それからアップデートのお知らせが極端に少なくなったということで、
『周囲を見回すと、今は内蔵型の新型ipodを皆使っていて電池切れの心配もなく楽しそうに落ち着いていられるのに、
 自分のところにはそのお知らせが来ない設定になっているせいで、
 新しいipodを埋め込めないでいる。
 ぜひ手術を受けたいので、お知らせメールを見せて欲しいと友達に頼んでも
 「そんなのはない」と教えてくれない。教えてはいけない決まりになっているのかもしれない。
 どうやったら皆に来るのと同じアップデートのお知らせを受けることが出来るのでしょうか?』
との大真面目な相談です。
狂ってるのは確かなんですけど、でもこれを、なぜ精神科に相談してくるのかなんですよね。
メーカーに問い合わせもせずに。
ドクターは、この方は「病識 はないが、病感はある」からだと言われてました。
病気になっていると認識はしていないけれど、自分が変だとは感じているという状態に
人はなることがあるようです。

相談しても、求めている答えではないので満足はできないですが、
本当の奥底の自分はわかってて、正しい場所に助けを求めているのでしょうね。
その伸ばす手を遮っているのも自分というのが悲しいところです。

進歩する使命

>自分で変わりたいと願わないと動けない。

は、もちろんなんですが、その願いさえ抱けないほど弱っているから動けないということもあるでしょう。
だからこそ、自分で立ち上がって進め!と無理強いしても追い立てるしかない。
他人は物理的には助ける事はできても、心を救うことはできないです。
ただ、その人が自分の肉体が損なわれる痛みも感じず、死に直面してさえ無気力であるなら、もう・・・・

>親の屍を超えてゆけ!と願わずにいられません。

どの時代の親たちも皆、そうだったと思います。(毒親除く)

>加藤氏の「不機嫌と甘えの心理」

これはいい本ですね。
不機嫌さは他人に察して構ってもらいたい寂しいガキのわがまま。自他とも良いことにはなりません。
斉藤孝さんの「上機嫌のすすめ」も読んでみられるといいかも。
昔の背筋が伸びた緊張感のある親父は、どっしりとした大人の落ち着きがあったことでしょうね。

虐待の連鎖、毒持ちの連鎖は断ち切れます。
人ひとりが進歩するのは、世代を超えた全体の進歩向上のため。

家庭の問題は、風邪をひいて体内の毒素が排出される時の辛さのような役目じゃないかなと思うのです。

お役目

 病識はないけど病感はある・・・なるほどですね。病識も病感もない人もいて、時々困りますが(^^;)。かすかに今のままではダメと感じていても、自分が変化する(過去の間違いを認める)のは、年齢がすすむほど難しいのでしょう。また、そうして変化した経験の有無や多少が影響するのでは。その意味で、挫折を経験した人は強いと言えそう。
 
 どうにも動けないひきこもりの子供に、ただ訪問して同じ部屋で過ごすのを定期的に行うだけで、動き始めるという事例を聞いたことがあります(・・・これは私のヒントになりました)。本人が願う、動くのを待つだけではダメなんだというのは今はよく分かる気がします。

 我が家の、というか私自身の毒素の吐き出しはようやくある程度できたかな・・・。ぽあんさんのコメントを読んで、なんだか泣けてきました。使命ですよね、やっぱり。斎藤孝さんの本も読んでみます。子供向けの「そんな友達ならいなくてもいいじゃないか」(?だったかな)なんて歯切れ良くて好きです。
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Author:ぽあん
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座右の銘は「ケ・セラ・セラ」。

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