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とりかえっ子と幸せ

経営がうまく行かなくて残業続きでも安月給みたいな企業の経営者が、
「他の会社の社員ならもっと良い待遇を受けられるであろうに、
 わが社に来たばっかりに苦労をかけて申し訳ない」
と社員に頭を下げるのは、あってかまわない事だと思う。

謝罪するよりも努力して経営者としての責任を果たすべきというのはもちろんそうなのだが、
企業は経営者一人で回しているわけではなく、社全体の問題であるからだ。
そして、嫌なら辞めて他に移るという選択肢を各社員が持っているということもある。
見切りを付けるも付けないも、各人の判断。

だが、親が子に同じような事を言ったり、あるいは心で思っていたりするだけであっても、
あるとしたなら、それはどうだろう?

貧しくて欲しいものを買ってやれないとか、
余裕がなく満足に相手をしてやれないとか、
子どもの才能を見つけて充分に伸ばしてやれてないとか、
気持ちを受け止め切れてないとか、
人格形成に好ましくない影響を与えていそうで悩むとか、
そんなことぐらい、どの親でもあることと思う。

「私は完璧な親です!」と胸を張れる人というのも、中にはいないことはないが、
だいたい他人から見るとそうは思えなかったりするものだ。
至らないところがあるのが人間。
だからより良くなって行こうと努力する。

だが、申し訳ないという気持ちがあるのは、
あくまで自分が理想とする親になれていない事に対してであって、
「他所の親でなくてゴメンね」は、根本的に何かが違うという気がしてしまう。

自分の子は、自分が産んで育てているから自分の子なのであって、
他所に生まれたら、それは縁もゆかりもない他所の子だ。

「この子が、あの子なら幸せだっただろうに」と思うのは、
それはあまりに子ども対して無責任で、失礼すぎる。

あの子は幸せなのに、この子は可哀相。
なぜなら私の子だから。
そんなふうに親に思われている子どもは、確かに可哀相だ。

逆にこの親は、他所の利発で美しい子どもを見て、
「あの子がうちの子だったら幸せだろうな」と思ったりするのだろうか。
子どもが問題を起こしたら、
「なぜ私がこんな目にあわなきゃならない?」と理不尽さを感じるのだろうか。

親とは、自分の子を幸せにするために最大限の力を尽くすべきもの。
至らないところがどれだけあろうが、
たとえ馬鹿で愚図で負け組みの最下層であったとしても、
世界中の誰よりも、一番子どもを思っているのは自分であると言い切れなければ
親ではない。

子どもがどう思うかは別。
裕福で知的レベルが高くて優しい両親の家に生まれたら幸せだっただろうなと
夢想するのは仕方がない。
が、その子もいつか気付くのだ。
その家に生まれていたら、それは自分ではなかったということに。

本当に子どもを大切にしたいという気持ちがあるのなら、
親としての自分を否定するべきではない。
可哀相な子どもを育てる可哀相な自分という自己憐憫に浸って
得られるものなどないのだから。

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