ぽあん歩庵

沖縄2日目

2日目身体塾は、昨日組んだ人の後輩の方と組んだ。
やはり同じ仕事をされていて、「こうしますよ」「ここの力を抜いてください」という言葉が身についているので、「なんだか頼れる〜」という印象を受ける。
腕ふり運動の応用から、ねじれ、ねじれを逃がす、全身のねじれ等をやった。
身体に興味がある人はいろいろと工夫をする。
うまくいかない理由を考え、どうやったらと自分で試し、相手への力の伝わり方を確認し、同じ方法で逆の立場をとってみることによって検証する。
人へのアドバイスは、実は自分の動きを分析しているのと同じだから、自分が「こうしたら上手くいった」と思っている事が通用しない時は、何かが間違っていると気づける。
もしかしたら、上手くいっていないのかもしれない。
もしかしたら、注意して変えてみた部分ではない所が鍵かもしれない。
やっていると、自分が常日頃いかに自分の身体に無自覚であるかを思い知る。
それを自覚させてくれる他人の有り難さ。

表現塾では、「こんにちは」から「なまむぎ」へ。
大きな声を出せばいいわけではないが、とにかくテンションを上げるため、大声を張り上げ、オーバーアクションを心がけた。
初めて見て「ええっ、そんなにも?」と引いたり笑ったりしていた人も、やってるうちに「楽しくなってきた」と表情がどんどん明るくなってくる。
「もう、これ以上の声は出ない」はずだった人がいつの間にか、「あれ?出るね」

休憩を挟んで、次に組んだ人はまた前のメンバーとは違う人で、私が調子に乗って大声を出していると今度は怖がられてしまった。
「目が怖いです」「大声が怖いです」
目は日野先生からもよく注意をされる。それこそ無自覚に力の入ってしまう場所。
人の嫌がる事をしながら「私の声を聞け!」もないもんだ。
目をあまり見開かないように、声も抑え目にして、それでエネルギーだけ届けるにはどうしたらいいか。
これもまた工夫。
相手の方は、声が小さくて表情も硬いのだけれど、切実な真剣さをまっすぐ向けてくる人。
怖くない目にするにはと私が悩んでいると、「ちょっと目をつぶってやってみてくれませんか」と言われ、その通りにしてみる。
相手の目を見ないと、どこに向けているのかわからなくて私は不安でまったく自信はないのだけれど、それでも強いものは伝わってくると言われるので、しばらく続ける。
あちらからの「こんにちは」には、声をすべて包み込んで全身で受け止める気持ちを表しながら。
そのうち彼女の顔が柔らかくなり、笑顔がこぼれだした。
「なんだか、楽しくなってきました」
その顔を見て「私も楽しいです」
そして「目をあけて言ってみてもいいですよ」と言われ、そうしてみると、「この目は怖くないです」。
先ほどの力を抜いてやってみて駄目だった目と今の目と、どう違うのか私にはわからない。
だけど、「今は柔らかい目です」と言われる。
私からすると、表情が柔らかくなったのはあちらだと思うのだけれど。
正面を合わせるうちに、互いにほぐれて、互いに柔らかく、互いに楽しくなったのかなと笑いあう。
嬉しくてくすぐったい気分。

正面合わせての「どうぞ〜」も、引き続きその彼女との稽古。
「ホンマかいな」と思うぐらい、スムーズにできる。
それを見ていた周囲の人が「お願いします」と次々にやってきては試してみる。
先ほど「なまむぎ」の応酬をやった人たちからは「ぽあんさんにパワーをもらいましたよ」と言ってもらうしで、「こちらこそ、こんな中途半端な私に対してそんなにも素直に受け止めてもらって」と、どうしていいのかわからなくなる。
純粋な心の人たちが私に教えてくれた事は今ここには書かないのだけれど、沖縄に来て良かった。
この人たちと接する事ができて良かったと思う。

沖縄ワークショップもあと一日。
きっといつものように、あっという間に終わるだろうと私は知っている。
どれだけ濃密な時間にするかが勝負。

よろしくお願いします!

2008年07月21日 日野先生と武禅 トラックバック:0 コメント:2

さっそくコメントさせてもらいます。
お疲れ様でした。
自分の意見ですが、ぽあんさん、やっぱりすごかったですよ。すごく意思が伝わってきました。その勢いで、イタリー、いっちゃいますか?

2008年07月22日 yamakawa URL 編集

yamakawaさん、お疲れ様でした。
コメントありがとう。


イタリーは魅力的ですが、ちょーっと遠いですね。パート勤めの主婦には。
次にWSに行く旅費を貯めないといけないので、しばらく地道に働くことにします。

来年はパリのシャンゼリゼ通りで日野先生のドラムが鳴り響くやもという話を耳にしました。
yamakawaさん、いかが?
格安で安心のツアーをどこかで組んでくれないかなぁ。
秘伝の特別企画とか。(笑)

2008年07月22日 ぽあん URL 編集












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