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渡る世間の大鬼のこと

私は結局一度も見た事がないが、
長寿ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」がファイナルを迎えるというのをテレビ欄で見た。
最終回直前見どころスペシャル&最終回拡大で合わせて4時間とは、
よほど面白い良いドラマだったのだろう。

だけど私は大嫌い。
一度も見た事がなく、どんなストーリーなのか、
役者さんたちがどんな演技をするのかも全く知らないのに、嫌い。
喰わず嫌いで、作り手や大好きな人達には悪いけれど。

それには、ある理由がある。

人気が出だした頃、嫁姑問題や家族の絆を描いたものだという事ぐらいは、
それ系の話題に疎い私でもなんとなく聞き知っていたが、特にどうと思うこともなかった。
それが吐き気がするぐらい嫌悪を覚えるようになったのは、
妹の元姑から、このドラマが大好きだと聞いてから。
自称「情にもろい」姑は、テレビの前でドップリと感情移入しては、
「やっぱり家族は大切よ」「人間の値打ちは心よね」と
ボロボロ涙を流して浸りきっていたのだとか。

「ケッ、なーにが。よく言うよ」と胸くそが悪くなった。
妹に絵に描いたような嫁いびりをサンザンしておいて、良い人のつもりなのだから。

以下は香ばしいエピソードのほんのほんのごく一端。

ある日、上等なステーキ用和牛2枚を持って現れた姑。
若夫婦への気遣いに対し「ありがとうございます」と頭を下げる妹に、
ご丁寧に食べ方さえ教えてくれた。
「一枚はこんな味付けにして今夜食べさせて、もう一枚は別の味で明日出してね。
 息子ちゃんは美味しいお肉大好きだから。フフフ♪」
・・・それって、つまり、嫁には食わす肉はないってこと?息子王子で嫁召使か?
ポカンとしてその場で反撃できなかった妹の怒りは当然旦那に向き、
「オカンがそんなこと言うわけないじゃないか。お前が悪くとりすぎ」との発言で更に爆発。
ステーキ肉は割れた皿の欠片まみれに。

また、子どもが生まれた時も、勝手にスーパーの前の占い師に占ってもらい、
不吉な予言をもらっては夫婦が決めていた名前に難癖をつけて自分で名づけをしたり、
特殊な布オムツとそれを推奨する根拠の怪しい本を押し付けてきて、紙オムツ絶対禁止令。

「旦那に頼るな。もっと働いて稼げるだろう」と言っておきながら、
「子育てや家事が手抜きなんじゃないか」とアポなし突撃でチェックを入れてはクドクドと。
妹が浪費をしていると決め付けて「金は大事に使え」と説教した口で、
「服もいつも同じものを着て化粧すらしてないなんてみっともない。
 もうちょっと身なりにかまったら? これ見よがしにガリガリに痩せて、イヤ~ね」
赤ん坊のミルク代もないから服や本も売って、朝から晩まで働いた挙句に言われる言葉がこれ。

ジジババの所に遊びに行って帰って来た幼児が、
「お母さんは本当は僕のこと嫌いなの?いらないの?死ねばいいと思ってるの?」と泣く。
いったい何を言って聞かせとんじゃ?

結果、姑の可愛い息子ちゃんがギャンブル狂で借金まみれなのが発覚し、
誤魔化すために超えげつない大嘘までついていたこともバレてしまったわけだが、
それでも開き直ってまだ妹に責任を擦り付けて苛め抜こうととした鬼畜が好きなドラマが、
この「渡鬼」。
充分嫌う理由になるでしょう。

その上、この姑の顔が泉ピン子と橋田壽賀子にちょっとかぶるし。

どれくらい似てるかというと、
泉ピン子と橋田壽賀子を足して2で割って、それに地獄絵図の鬼と亡者を追加して、
今度は割らずにギュッと濃縮したぐらい。
ということで、二人はほとんど香り付け程度なわけだけど。

とっとと別れてシングルマザーで子ども二人を育てる妹に、
一円の援助もせずに「孫に会わせろ」攻撃。玩具とお菓子で釣り作戦。
だけど可愛いのは上の男の子だけで下の娘は苦手と平気でのたまうイカレポンチ。
出稼ぎに行ったはずなのに逆に借金を増やして帰って来た息子をニートさせて、
「よりを戻してくれないかしらん?」とは、どれだけおめでたいのやら。
(「過去のことは水に流して あ げ る から」だよ。)

こういうことが身近にあると、本当にこの世には鬼がいるんだなと思ってしまう。
他では知らないから、鬼ばかりではないだろうけど。

しかも、鬼は自分が鬼だと全く気付いていないよう。

そこのドラマ見て泣いている人はどう?
美しい感動する心を持った自分に酔ってるってことはない?
泣けるのが良い人の証拠にはならないから。

鬼の目にも涙。
だけど、鬼は鬼だよ。
というのが、私の見た現実ドラマの感想だ。

コメント

非公開コメント

ぽあんさんは、見る必要のないドラマだと思います。ぽあんさんのログ読む方が私にはためになりますし、ぽあんさんご自身が、まさにドラマだと私は思うので。
私が高校生のころからやってた渡鬼、まさに鬼はいるのだなと思いながら見て、社会に出てみたら渡鬼など氷山の一角に過ぎませんでした。
渡鬼見て泣く人って、よっぽど自分がかわいくて、自分の鬼の部分に気付いてない人なんじゃないでしょうか?
そうはいっても、長く続けてきたスタッフ、役者さんたちには、拍手を送りたいです。

どんな人でも一生に一冊は本が書けると言われますね。
ハッピーだけではドラマにならないから、鬼には鬼なりの役目があるのでしょう。
だから思いっきり嫌って憎んでやんなくちゃ。
「ゆるし」「和解」とか言って、怒りを封じ込めるのがいいという傾向が最近増えてきてますけど、
食われたいとしか思えません。
いや、もう乗っ取られた後かな。
誰でも鬼になる弱さを持ってるからこそ、ガッツリ退治したいものです。

わたる世間に鬼はなし
  棲み家は 身の内腹のうち
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Author:ぽあん
広島在住。
のんびりとやりたい事だけして
暮らしています。
座右の銘は「ケ・セラ・セラ」。

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